ライター : Johnny

フォトグラファー

フリーカメラマンのほか、ライター、編集者の仕事をしています。カレーと定食中心の食生活で、代官山「末ぜん」に通い詰める日々。

観光客の少ないのどかな鎌倉へ。

ライフスタイルの多様化に伴い、地方移住や郊外暮らしという選択肢を取る若い人が増えてきた昨今。リモートワークの定着をきっかけに、私、macaroni編集部カメラマン田上も鎌倉での郊外ひとり暮らしをスタートさせました。

道を挟んだ向かいには八百屋、少し海に向かえば鮮魚店、サーフボードを脇に抱えたサーファーが行き交う、そんなのどかな街での、26才にしてはじめてのひとり暮らし。郊外暮らしの日々を写真とつたない文で紹介します。

新型コロナでリモートワークに。実家暮らしでストレスが増え…

Photo by johnny

この春以降、多くの企業と同様にmacaroni編集部もリモートワークに移行しました。お金が浮くからと26才になるまでずっと実家暮らしをしていたのですが、リモートワークでずっと家にいると、家族間に生まれる些細なできごと(みんな食器を洗わない、家族の長風呂でいつまでもお風呂に入れないなど)で、ストレスが積もり積もっていくばかり。

ストレスフリーなひとり暮らしをするんだ……!

そう決心するとあれよあれよと事は運び、気づけば波の音がかすかに聞こえる部屋にいました。

引っ越し先の選択肢は、鎌倉だけだった

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今の仕事内容は撮影業務が2割、残りの8割はデスクワークのため、リモートワークが定着しつつある現状で、都内に暮らすということはほとんど考えていませんでした。とはいえ、やはりオフィスのある都内へのアクセス面を完全に無視することはできません。都内まで電車で1時間以内。これは必須としたい条件でした。

その次に優先度が高かったのは “海に近い生活”。

瀬戸内海で初めてシーカヤックに乗った20歳の頃。ゼリーのような凪いだ海に漂う感覚、心地良い潮風の虜になると、それ以来シーカヤックやマリンスポーツがすぐできるような “海に近い生活” は自分のなかでの憧れとなりました。

もし海辺に住むなら、朝はコーヒー片手に海岸を散歩して、夕方には波の音とマジックアワーを眺めてリラックス。そしてシーカヤックをまたやりたいな。

そう考えたときにはもう、「鎌倉しかない!」という強い意志に染まっていました。

「住めば都」以上の住み心地

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「自炊してるの?偉いわね!」と白菜をおまけしてくれるおばちゃん。名物の湘南しらすは大ぶりでほんのり甘い。
新居へ引っ越してしばらくは、新生活への不慣れと役所手続きなどの忙しさからコンビニ飯で過ごしていました。日用品がそろって生活に落ち着きが見えると、海での散歩、朝市でのお買い物など、ようやく鎌倉ならではの暮らしを楽しめるようになりました。

引っ越し前は観光客の多さが気がかりでしたが、鎌倉駅周辺や人気の寺社仏閣エリアから離れるとひと気はさほどなく、落ち着いていてもはや快適。

野菜は農協、魚介類は漁協で直売。昔ながらの八百屋や精肉店、鮮魚店が近くにあるので、とにかく食材たちがどれもおいしくて自炊もかなりはかどっています。

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犬たちも気持ちが良さそう。
玄関を出て2分歩けば海が開ける立地は、今の住まいの一番の魅力。天気が良い日は海辺を散歩したり、潮風を感じながらサイクリングをしたりもします。

波待ちをするサーファー、ランニングをする人々、フリスビーを追いかける犬。皆が思い思いの時間を過ごしている海辺の日常は、自分にとってはいまだ非日常で、新鮮な気持ちにさせてくれる光景です。

はじめての鎌倉ひとり暮らし、上々の滑り出し

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皮肉なもので、近くに海はあっても家に帰ると必要最低限のワークデスク&チェアと、敷布団があるだけの住処。自炊といいつつも一汁三菜の限りなく質素な生活をしています。それでもこの鎌倉郊外暮らしを選択したことに後悔はありませんし、この先も後悔はしないんじゃないかな。

鎌倉で行きたい場所、鎌倉で食べたいもの、鎌倉でやりたいことが盛り沢山で、これからこの街で暮らしていくことがとても楽しみです。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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