
ライター : くりたまき
ライター
写真が好きなライター。2020年、長崎県にある焼きものの生産地・波佐見町へ引っ越し、波佐見焼や波佐見町の魅力を発信するWEBメディア『Hasami Life』の運営に携わる。
書いたひと
写真が好きなライター。長崎県にある焼きものの生産地・波佐見町に2020年引っ越し、波佐見焼や波佐見町の魅力を発信するWEBメディア『Hasami Life』の運営に携わる。うつわになにを盛ろう、と妄想するのが好き。
ごはん茶碗は、自由。
自分だけのごはん茶碗。それって、どう選んだらいいのでしょう? 新米の時期が近づくにつれ、そんなことを考えるようになりました。
「ごはん茶碗は、自由だ」
そう気づいたのは、ある窯元さんでこんな質問をしたとき。
ーーどんなことを考えて、このごはん茶碗をデザインしたのですか?
「そもそも、このうつわはごはん茶碗としても使えるけど、それだけじゃないんです。小鉢のようにして使ったっていいし、それは使う人の自由ですよ」
さらりとこう言われたのです。
たしかに、ごはん茶碗にはこれといった定義はありません。小鉢だって丼だって、ごはん茶碗になれる可能性がある。いろんなものがあったほうが、選ぶ楽しみもあります。仮にごはん茶碗として売られていなくても、自由に選んでいいのです。
そう考えるようになって、うつわにごはんを盛るのが楽しくなりました。
ごはん茶碗に必要な機能って?
①ある程度の深さがあること
ごはんがきちんと碗におさまり、こぼれることを防ぎます。真っ平らなお皿では箸でごはん粒をキャッチしにくいですよね。深さがあることで保温性も高まります。
②高台(うつわの底の台)がついていること
ごはんも汁物も、日本ではうつわを手に持ちますよね。高台がないと持ちにくく、中身の熱さをダイレクトに感じてしまいます。洋食器のボウルだとこの高台がないため、ごはん茶碗としては使いづらいんです。
③口当たりがいいこと
人にもよりますが、ごはんをかきこんだりお茶漬けを食べたりするときには、うつわの縁に口をつけます。よって縁が波打ってるようなものは向きません。
④丈夫であること
日常使いのうつわとして大事なポイントです。ごはん茶碗は毎日のように使って、洗って、を繰り返すので、あまり繊細すぎては困ります。
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