ライター : YURI

ソムリエ・チーズプロフェッショナル

資格:J.S.A.ソムリエ、C.P.A.認定チーズプロフェッショナル、食生活アドバイザー3級。『もっと楽しく、もっと気軽に、もっとおいしく!』をモットーに誰でもワインとチーズを気軽に楽…もっとみる

環境にも人にやさしい「オーガニックワイン」

オーガニックワインとは、「有機栽培で造られたブドウからできたワイン」のことです。ひとつの基準として、特定の農薬を使用しないという規定があります。

また造り方は、「ビオロジック」と「ビオディナミ」という2つの農法に大きく分けられていることが特徴。以下で詳しく説明します。

普通のワインと何が違う?オーガニックワインの特徴

2つの特徴的な農法

オーガニックワインには、「ビオロジック」と「ビオディナミ」という農法が多く使われます。どちらも有機栽培のブドウを造っていますが、例えば化学肥料、化学除草剤、防虫剤、害金防止剤などの使用が禁止されています。

ビオディナミ農法は、有機農法に加え、惑星や月など自然のリズムを大切にし、自然のもので病気を治療する方法を使います(プレパラシオン散布)。ビオロジック農法よりも、さらに自然に特化した造り方を目指していることが特徴です。

添加物が少ない

添加物で有名なのは、亜硫酸塩。これは、ワインを腐らせないために保存剤として使われます。亜硫酸塩はほとんどのワインに添加されていますが、オーガニックワインには規定があり、量が普通のワインよりも少なくなります。

ほかにもワインに入る添加物の規定が厳しく制限されるので、添加物を気にされる方には、オーガニックワインがおすすめです。

認証機関の許可がいる

オーガニックワインは、オーガニック認証機関の許可を得てはじめてオーガニックワインとして販売することができます。有名な認証機関には、ユーロリーフ、AB認証、エコサートがあり、それぞれ添加物の量や農薬不使用などの規定が異なります。

しかし、認証機関の許可を得たからといって、ラベルに明記する義務はありません。なので、飲んでいたワインが実はオーガニックだったということもあります。

体だけではなく、環境にもよい

オーガニックワインは、有機農法で造られたワインなので体にいいワインです。それに加えて、地球にもやさしい造り方なのが特徴的。

害虫や雑草なども、生き物。その生き物を殺すのではなく、害虫の苦手なハーブや花などを植えたりすることで、地球や畑にとってもよい環境を作り出します。

ただ単に、害虫や雑草を毛嫌いするのではなく、自然の生き物と一緒にワインを造り上げるのがオーガニックワインの農法なのです。
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