
ライター : muccinpurin
製菓衛生師
元パティシエです。年に3〜4回東南アジアを旅して現地の食に触れ、料理を勉強するのがひそかな趣味。再現レシピや、料理の基本系の記事をメインに執筆しています。 お料理YouTube始めま…もっとみる
フィナンシェにクリームをサンド!?
2020年9月8日(火)、ローソンから新作スイーツ「生フィネ -生クリームフィナンシェ-」が発売されました。
北海道産生クリームとカスタードクリームを合わせたホイップをサンドした、新感覚のフィナンシェ。フィナンシェだけでも充分完成されたお菓子なのに、ホイップをサンドするなんてなにごと!気になる味わいをレポートします♪
北海道産生クリームとカスタードクリームを合わせたホイップをサンドした、新感覚のフィナンシェ。フィナンシェだけでも充分完成されたお菓子なのに、ホイップをサンドするなんてなにごと!気になる味わいをレポートします♪
生フィネ -生クリームフィナンシェ-
この度ローソンから発売された生フィネ -生クリームフィナンシェ-は、フィナンシェの生地で北海道産生クリームとカスタードクリームをサンドした、新感覚のスイーツ。
何を隠そう筆者、フランス菓子のなかでフィナンシェが一番好きなお菓子なもので、この新作はいろいろな意味で見逃せなかったのです。
そもそもフィナンシェとは、卵白とアーモンドプードルを使った生地に焦がしバターの風味を効かせたフランス菓子。金の延べ棒のような長方形の形で焼かれるのが特徴で、いわゆる “焼きっぱなし” と呼ばれる、デコレーションを施さずそのまま味わうお菓子です。
何を隠そう筆者、フランス菓子のなかでフィナンシェが一番好きなお菓子なもので、この新作はいろいろな意味で見逃せなかったのです。
そもそもフィナンシェとは、卵白とアーモンドプードルを使った生地に焦がしバターの風味を効かせたフランス菓子。金の延べ棒のような長方形の形で焼かれるのが特徴で、いわゆる “焼きっぱなし” と呼ばれる、デコレーションを施さずそのまま味わうお菓子です。
パッケージから出してみると、見慣れない長方形のスイーツが登場。これまで幾度となく食べてきたフィナンシェの見慣れないフォルムに、思わず「は、初めまして」と伝えたくなるほど。
通常のフィナンシェに比べるとトップの焼き色がやや薄く、何よりショートケーキのように2枚のフィナンシェ生地でクリームがサンドしてあるじゃありませんか。
いつもと違う見た目にやや戸惑いつつも、どこかなつかしいバターの香りで、これがフィナンシェであることを思い出しました。さっそく、味を確かめてみましょう。
通常のフィナンシェに比べるとトップの焼き色がやや薄く、何よりショートケーキのように2枚のフィナンシェ生地でクリームがサンドしてあるじゃありませんか。
いつもと違う見た目にやや戸惑いつつも、どこかなつかしいバターの香りで、これがフィナンシェであることを思い出しました。さっそく、味を確かめてみましょう。
しっとり生地とクリームがいいバランス
撮影のために透明なトレーから出してみましたが、生地がかなりしっとりしているので、トレーのまま食べるのが無難かもしれません。フィナンシェをフォークで食べるのは初めてですが、いただきます!
フィナンシェ生地は相当しっとりとしていて、フォークで容易に切ることができますよ。アーモンドプードルを使ったフィナンシェ生地は、口に含むとほろほろとほどけるやさしい味わいです。
原材料にバターの表記がありましたが、焦がしバターにして使っているかは不明でした。筆者の個人的な感覚ですが、芳ばしい香りを感じなかったので、単純に溶かしバターを混ぜ込んでいるのかもしれません。
フィナンシェ生地は相当しっとりとしていて、フォークで容易に切ることができますよ。アーモンドプードルを使ったフィナンシェ生地は、口に含むとほろほろとほどけるやさしい味わいです。
原材料にバターの表記がありましたが、焦がしバターにして使っているかは不明でした。筆者の個人的な感覚ですが、芳ばしい香りを感じなかったので、単純に溶かしバターを混ぜ込んでいるのかもしれません。
濃厚クリームでスイーツ感アップ!
フィナンシェの生地のしっとり感からすると、もしかしたらシロップを打っている(しみ込ませている)のかもしれません。洋菓子ではよく使う手法で、スポンジとクリームを重ねるとき、異なる食感のパーツがなじみやすいように軽くシロップをしみ込ませます。そのおかげでお菓子に統一感が出るのですが、生フィネもそんな感じを受けました。
あいだにサンドしているクリームは、生クリームとカスタードクリームを使ったホイップと聞きましたが、冷蔵庫から出したばかりの生フィネを食べた感じだと、バタークリームに近い食感と濃厚さでしたよ。
シンプルにフィナンシェだけだとお茶菓子のような簡易的なイメージですが、クリームをサンドすることで一気にスイーツ感がアップします。クリームもごく薄く、フィナンシェのサイズもそこまで大きくないので、全体としてくどすぎずちょうどいいサイズ感でした。
あいだにサンドしているクリームは、生クリームとカスタードクリームを使ったホイップと聞きましたが、冷蔵庫から出したばかりの生フィネを食べた感じだと、バタークリームに近い食感と濃厚さでしたよ。
シンプルにフィナンシェだけだとお茶菓子のような簡易的なイメージですが、クリームをサンドすることで一気にスイーツ感がアップします。クリームもごく薄く、フィナンシェのサイズもそこまで大きくないので、全体としてくどすぎずちょうどいいサイズ感でした。
リッチ版フィナンシェ、なかなかイケます!
食べる前は「フィナンシェはそのまま食べるのが一番」と考えが揺らがなかった筆者ですが、いざ食べてみると軽いフィナンシェ生地を使ったりクリームの厚さを調整したりと、全体のバランスがしっかりと考えられており、ぺろりと完食していました。
フィナンシェを食べる、というよりは新しいスイーツとして食べる感覚がいいかもしれませんが、シンプルな組み合わせでおすすめのスイーツですよ。
フィナンシェを食べる、というよりは新しいスイーツとして食べる感覚がいいかもしれませんが、シンプルな組み合わせでおすすめのスイーツですよ。
※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。
商品情報
■商品名:生フィネ -生クリームフィナンシェ-
■価格:240円(税込)
■カロリー:1個当たり285kcal
■販売日:2020年9月8日(火)
■販売場所:全国のローソン各店
※店舗によって、お取り扱いのない場合がございます。
■価格:240円(税込)
■カロリー:1個当たり285kcal
■販売日:2020年9月8日(火)
■販売場所:全国のローソン各店
※店舗によって、お取り扱いのない場合がございます。
Photos:6枚
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
特集
FEATURE CONTENTS