じつは若い人はあまり行かない?

ちなみに「ホイリゲには、若者はあまり行かない」とオーストリア人の主人が言っていましたが、確かにまわりを見渡すと、上品なマダムと紳士が多かったです。

上品なマダムに紳士といいましたが、だからといって正装で行かなきゃいけないわけじゃないので、安心してください。あくまでカジュアルな日本の居酒屋のようなイメージで大丈夫。

お待ちかねのお酒タイム。オーダー必須の白ワイン

Photo by Rina Sonoda

席につけば、待ちに待ったお酒の時間。ワインを飲みながらのんびりと過ごすって、とても贅沢な時間ですよね。

なんでもない時間だけど、仕事や人間関係のこととか嫌なものは全部忘れて、ただおいしいワインとご飯を味わう。これぞオーストリアの華金スタイルでしょう。

ちなみに私たちはGrüner Veltliner(グリーンヴァルテリーナ)とRiesling(リースリング)というワインをオーダーしました。

どちらの白ワインも飲みやすくてさわやかな味わいだったのですが、グリーンヴァルテリーナは特におすすめです。お酒がそんなに強くない方や甘いお酒が好きという方にぴったり。

注文待ちのあいだに…ちょこっと自己紹介

Photo by Rina Sonoda

さて、ご飯を待っている間に、申し遅れましたが私の自己紹介を。「ただホイリゲのことを調べていただけなのに…」という方は、お気になさらず飛ばしてくださいね(笑)。

私は2019年の春に楽しいタラレバ東京ライフを捨てて、彼と一緒に住むためにオーストリアのウィーンに引っ越してきました。

今ではホイリゲでまったりワインを嗜んでいますが、東京時代は毎晩夜中まで飲んだくれ、〆のラーメンまで食べなきゃ帰らないような生活をしていました。

あまりにも豪快にお酒を飲むので、上司から「あなたって海賊みたい」と言われたことも。とにかく「自由に仕事も恋も遊びも思い切り楽しむ!」というのが私のモットーです。今ではもう海賊のようではありませんが、深夜のラーメン屋やおいしい寿司屋さんが本当に恋しいです……。

ホイリゲで食べたい、伝統的なオーストリア料理!

Photo by Rina Sonoda

さて、自己紹介をしていると頼んだ料理が運ばれてきました。

私は、豚肉のグリルとサワークラフト、そしてジャガイモとパンで作る団子クヌーデルのプレートを、主人はチキンフライとポテトサラダのセットを頼みました。

Photo by Rina Sonoda

私が頼んだ豚肉のグリルはシュワインツブラーテンといって、それはそれはやわらかくソースの味がお肉に染みていて大好きなメニューなんです。

海賊と呼ばれたことがあるくらいですから、私はコッテリした食べ物や飲み物が大好き。シュワインツブラーテンも食べ応えがありますが、サワークラフトと一緒に食べるので、重くなくさっぱりしているのもアラサーの胃にはうれしいポイントです。

ビュッフェやベジタリアンメニューも

Photo by Rina Sonoda

あらゆる種類のソーセージやチーズ、季節の料理を少しずつ楽しめるビュッフェも人気だそう。ずらりと並べられた料理のなかから、好きなものと量を言って頼むスタイルです。

また、ベジタリアンやヴィーガン向けのメニューもあるので、家族や友人みんなで楽しめるのも人気のポイントだと思います。オーストリアは、日本に比べてベジタリアンやヴィーガンの方も多くいるので、普通のレストランにもベジタリアンやヴィーガン向けのメニューがあることが多いです。

異国情緒たっぷり。心地いい音楽に耳を傾ける

Photo by Rina Sonoda

食事を終えワインをもう一杯オーダーしていると、どこからともなく心地いいアコーディオンとギターの音色が聴こえてきました。ウィーンのホイリゲでは、Schrammelmusik(シュランメルミュージック)といって、歌を唄ったり、楽器を演奏したり、はたまたワルツを踊ったりするスタイルが19世紀後半から、今でも親しまれているんです。

シュランメルミュージックを聴いていると、日常のストレスを忘れ、誰もがリラックスして楽しく過ごせます。
Photos:10枚
緑のベンチと木々
ホイリゲの外観
ホイリゲ店内
ワイングラストテーブル
園田梨奈、園田チャーリー
オーストリア料理
園田梨奈、オーストリア料理
ホイリゲのビュッフェ
ホイリゲ、シュランメルミュージック
ホイリゲ
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