
ライター : RinaSonoda
編集・ライター
ファッションデザイナーを経て、出版社でファッション編集者に転身。ファッション誌や女性メディア、美容メディアなどの編集者を経て、現在は音楽の都・オーストリアで、夫と二人暮らし…もっとみる
海外在住ライターが旅気分をお届け
みなさん、こんにちは。最近macaroniライターに仲間入りした、オーストリア・ウィーン在住の園田梨奈です。
コロナ渦で好きなように海外へ行けないいま、旅行好きな人にとっても辛い時期ですよね。そこで、少しでも旅気分をおすそ分けできないかと考えまして。文章や写真を通して暮らしぶりや観光スポットをご紹介しようと思ったわけです。
どこがいいかな〜と悩んだのですが、いま一番紹介したいのが「ホイリゲ」。その場に一歩足を踏み入れた瞬間から、映画のヒロインになったかのような気分を味わえるんです。
どうかこのロマンティックな時間をお届けできますように。
コロナ渦で好きなように海外へ行けないいま、旅行好きな人にとっても辛い時期ですよね。そこで、少しでも旅気分をおすそ分けできないかと考えまして。文章や写真を通して暮らしぶりや観光スポットをご紹介しようと思ったわけです。
どこがいいかな〜と悩んだのですが、いま一番紹介したいのが「ホイリゲ」。その場に一歩足を踏み入れた瞬間から、映画のヒロインになったかのような気分を味わえるんです。
どうかこのロマンティックな時間をお届けできますように。
オーストリアの伝統居酒屋スタイル「ホイリゲ」
簡潔にいうとホイリゲとは、ウィーンの居酒屋スタイルのこと。
ホイリゲの歴史は古く、今から230年以上にさかのぼります。1789年にオーストリア皇帝ヨーゼフ2世が、ウィーンのぶどう農家に「年間300日以内に限り、自家製ワインと簡単な食事を供してもいい」という特別許可を与えたのがホイリゲの始まりといわれています。
ウィーンのホイリゲは市民に愛され続け、2019年にオーストリアのユネスコ無形文化遺産に登録。ウィーン市民はもちろん、観光客にも人気のスポットなんですよ。
ホイリゲの歴史は古く、今から230年以上にさかのぼります。1789年にオーストリア皇帝ヨーゼフ2世が、ウィーンのぶどう農家に「年間300日以内に限り、自家製ワインと簡単な食事を供してもいい」という特別許可を与えたのがホイリゲの始まりといわれています。
ウィーンのホイリゲは市民に愛され続け、2019年にオーストリアのユネスコ無形文化遺産に登録。ウィーン市民はもちろん、観光客にも人気のスポットなんですよ。
自家製ワインや郷土料理を楽しめるオアシス
ウィーン市内には、現在100件以上ものホイリゲがあるといわれて、お店によってぶどう農園があったり、子供が遊べるプレイスペースがあったり、シーンに合わせて選べるのも嬉しいポイント。
ホイリゲでは自家製ワインのほか、オーストリア料理やビュッフェを食べて、心地いい音楽を聴きながら、家族や友人とのんびりリラックスして過ごせるので最高のオアシスなんです。
ホイリゲでは自家製ワインのほか、オーストリア料理やビュッフェを食べて、心地いい音楽を聴きながら、家族や友人とのんびりリラックスして過ごせるので最高のオアシスなんです。
さっそく、市内屈指のホイリゲを体験!
最高のホイリゲをご紹介するべく、今回はウィーン市内にあり、中心部から路面電車で30分弱のところにある「Heuriger Hans Maly KG」におじゃましました。
このホイリゲを選んだポイント
現地グルメサイトでの評価がよかったことから、くわしく調べてみると……毎晩19時からウィーンの伝統的な音楽やライブイベントがおこなわれているそうなんですよ。これは楽しみ。観光の思い出にもバッチリですよね。
親子3世代で受け継いできた伝統的なホイリゲだそうで、そんなところも素敵。
緑がひろがるロマンティックな空間
どうですか?この雰囲気。まるでおとぎ話の世界ですよね。
中へ入ると、大きな栗の木が2本立っていて、暑い日の太陽や小雨の日でも快適に過ごせるような素敵な中庭になっています。たくさんの木や花がゲストを迎えてくれるので、とてもリラックスした雰囲気。
私が行ったのは、金曜日の17時前でしたが(いわゆる華金)、お店には何名かいて、また予約されているテーブルもちらほら並んでいました。
中へ入ると、大きな栗の木が2本立っていて、暑い日の太陽や小雨の日でも快適に過ごせるような素敵な中庭になっています。たくさんの木や花がゲストを迎えてくれるので、とてもリラックスした雰囲気。
私が行ったのは、金曜日の17時前でしたが(いわゆる華金)、お店には何名かいて、また予約されているテーブルもちらほら並んでいました。
Photos:10枚
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