ライター : 塚本 晴香

管理栄養士 / webライター

もちもち♪ クレープ生地の基本レシピ

Photo by Yumscroll

まずは、クレープの要となる生地作りから。もっともシンプルなレシピをご紹介します。8枚分の材料なので、シーンに合わせて材料を増減しましょう。

材料(8枚分)

Photo by Yumscroll

  • バター(無塩) 15g
  • 牛乳 340cc
  • 薄力粉 100g
  • 3個
  • 砂糖 大さじ3杯
  • 小さじ1/2杯

作り方

1.牛乳を温める

鍋に入った牛乳が温められている

Photo by Yumscroll

牛乳を弱火にかけ、ぷつぷつと泡が立ってきたら火を止めて冷まします。このときの牛乳の温度は、65〜70度くらいです。電子レンジで温めてもOKなので、やりやすいほうで試してくださいね。

2.バターを溶かす

フライパンで溶かしバターを作っている様子

Photo by Yumscroll

バターを弱火にかけて溶かします。こうばしい香りが立つまで2分ほど加熱してから、火を止めて冷まします。

3.薄力粉、砂糖、塩、卵を混ぜる

透明のガラスボウルに入った、薄力粉、砂糖、塩、卵が泡立て器で混ぜられている様子

Photo by Yumscroll

ボールに、薄力粉、砂糖、塩、卵を加えて、生地にダマがなくなめらかな状態になるまでよく混ぜます。ダマが残ると、粉っぽい仕上がりになってしまうので気をつけましょう。

4.牛乳とバターを加える

透明のボウルで薄力粉や卵などを混ぜたところに、牛乳と溶かしバターを加え泡立て器で混ぜている

Photo by Yumscroll

温めておいた牛乳を、少しずつ3の中に入れます。しっかりと混ざっていることを確認しながら、少しずつ加えましょう。牛乳を入れたあとは、溶かしたバターも加えて、よく混ぜ合わせます。

5.フライパンを温める

フライパンに油を引き温めている様子

Photo by Yumscroll

フライパンにサラダ油(分量外)を引いて、2〜3分強火にかけます。サラダ油は、生地がくっつかないようにするために塗るので、少量でOKです。

6.フライパンに生地を入れる

温めたフライパンにクレープ生地を入れている様子

Photo by Yumscroll

火を中火にします。しっかりと生地を混ぜたあと、おたまでフライパンに生地をまわしかけるように均等に入れます。しっかりと広げることで、厚さにムラなく仕上げられますよ。

7.きちんと穴をふさぐ

フライパンをゆすりながらクレープ生地を入れている様子

Photo by Yumscroll

フライパンの3/4ほどが生地で埋まったら、ぷつぷつと穴が出てくるので、フライパンを2〜3回ゆすって穴をふさぎます。

8.片面をしっかりと焼く

フライパンで焼いているクレープ生地を、スパチュラで持ち上げている様子

Photo by Yumscroll

底面がキレイな色合いになるまで、1分ほど火にかけます。フライパンの手元とは反対にある生地の端をスパチュラで持ち上げ、少しだけ冷まして手で持っても熱くないようにします。

9.生地を裏返す

フライパンで焼いたクレープ生地を手で持ち上げ裏返している様子

Photo by Yumscroll

冷ました部分を手でつかんで持ち上げ、一気に裏返します。ここでためらうと破れてしまったり、よれてしまったりするので、思い切って裏返しましょう!

10.もう片面を焼く

フライパンでクレープ生地の裏面を焼いている様子

Photo by Yumscroll

反対側も、30秒ほど焼きます。焼けたらお皿にフライパンを裏返して、生地を取り出します。

11.残りの生地を焼く

白い丸皿に焼けたクレープ生地が数枚盛られている

Photo by Yumscroll

残りの生地も、同様に焼いていきます。クレープを取り替える間に、フライパンが冷めないように注意しましょう。これで、口に入れた瞬間にパリッと、噛むたびにもちもちと食感が変化する、すてきなクレープ生地が完成しますよ。

クレープ生地を作るときのポイント

小麦粉の種類

基本的に使うのは、上質な薄力粉が好ましいです。粒が小さく、焼いたときにとても口あたりの良い生地に仕上がります。粉っぽさも緩和されますよ。 もし、もちもちとしたしっかりめの生地がお好みの方は、薄力粉ではなく強力粉で作ってみましょう。弾力と歯ごたえのある生地になります。

バターは無塩で

クレープ生地を作るのに使うバターは、基本、無塩を使いましょう。有塩を使っても問題はありませんが、少し塩気を感じる生地に仕上がってしまうので、スイーツ系のクレープを作るときには無塩バターを使うことをおすすめします。

少量の塩は必須!

小麦粉の生地に塩を入れると、小麦粉内の成分であるグルテンの結合を強くし、破れにくい丈夫な生地に仕上がります。クレープといった薄い生地を作るときには、とくに塩が重要です。

しかし、入れすぎると、少ししょっぱい生地になってしまうので、注意が必要です。

編集部のおすすめ