ライター : 戸田千文

紙とWEBの編集ライター

1. 行列必至の人気店!「薬研堀 八昌」

広島お好み焼きの名店といえば「八昌(はっしょう)」です。八昌で修業し、のれん分けした職人の店は東京をはじめ各地にありますが、広島に訪れたならぜひ本家の味をお試しください。

開店待ちの行列ができることもしばしばで、訪れるときは行列覚悟で時間に余裕を持つのがおすすめ。コの字型の広々カウンターに座って、お好み焼きができあがる様子を見るのも楽しみのひとつです。

そば肉玉

864円(税込)
おすすめの「そば肉玉」は、中華そば、豚肉、卵のシンプルなお好み焼きです。八昌では、じっくり火を通すため焼き上がりに20~30分ほどかかります。とはいえ、牡蠣などの鉄板焼きとビールを堪能していれば、待ち時間はあっという間。

熱々のお好み焼きを頬張ると、パリパリ麺と甘いキャベツに、黄身がふたつある二黄卵によるとろ~り半熟卵が絡み、口いっぱいに幸せが広がります。

牛タン

1,026円(税込)
お好み焼きができあがるまでの時間に、一品料理をどうぞ。おすすめは、広島の藻塩を付けて食べる「牛タン」です。鉄板でさっと焼く厚みのある牛タンには、うま味が凝縮されています。歯ごたえとともに楽しみましょう。

冬には広島名産の牡蠣の鉄板焼きが登場し、こちらも観光客に人気。ビールとの相性もぴったりです。
店舗紹介

2. お好み焼きを優雅に「みっちゃん 雅 そごう広島店」

広島のお好み焼き発祥のお店が「みっちゃん総本店」です。お好みソースやお好み焼きにそばを入れるメニューなどは、創業者の“みっちゃん” こと井畝満夫さんのアイデアと言われています。

観光客には王道のお好み焼き店といえる八丁堀本店が人気ですが、私のおすすめはそごう広島店にある「みっちゃん 雅(みやび)」。お好み焼きのほか瀬戸内の旬食材を、ワインや地酒とともにコース仕立てで味わえます。

雅 マーレ・ディップソース

1,550円(税抜)
創業70年を迎えた老舗の味は、生地や具材の配合から焼き方までこだわりがありますが、一番の味の決め手は、あっさりフルーティーなオリジナルソース。

この特製ソースに、タコやイカ、エビ、ホタテとトマトを加えた贅沢な「雅 マーレ・ディップソース」は、「みっちゃん 雅」でしか食べられない限定メニューです。

牡蠣の三種盛り

1,300円(税抜)
広島の海鮮グルメ代表といえば、牡蠣です。「みっちゃん 雅」では、牡蠣のマリネサラダや揚げ出しなど、さまざまなアレンジで楽しめます。

そこでおすすめしたいのが「牡蠣の三種盛り」。浜焼き、タルタル焼き、フライの3つがひと皿で味わえます。いろんな味で牡蠣を満喫したい人にはぴったりです。
店舗情報
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