BYOって知ってる?時代と共に変化してきたマナー

みなさんは、BYOという言葉を知っていますか?BYOは、Bring Your Own Bottle(各自好きなお酒を持ち込んで下さい)の略後です。今回は、その「BYO」についてのマナーをご紹介します。

お酒の持ち込みOK!「BYO」

この記事は、美味しい季節のワインを毎月お届けするワイン定期購入・通販サービス「家ワイン」の提供でお送りします。

はじめに

BYOという言葉をご存じでしょうか?
たまに落ち着いたバーで出くわす「場違いな酔っ払いのオジサン」の略ではございません。「Bring Your Own」の略で、各自好きなお酒を持ち込んでください(Bring Your Own Bottle)という意味です。
酒類販売のライセンス取得が難しいオーストラリアやニュージーランドで始まったサービスと言われています。
さて、そんなワイン好きには夢のようなシステムのBYOですが、ここ日本においてもBYOを認めている飲食店は少なくないようです。ワインの持ち込みに関して、特に公表はしていなくても、お店に事前に問い合わせればOKだった、というようなケースも最早珍しくなくなりました。
勿論、持ち込み料(corkage)を支払う必要がある場合がほとんどだとは思いますが、外で食べるプロが作った料理と共に、自分で持ち込んだとっておきの一本を合わせる喜びは格別なものです。

古くから言われているルール

いいことづくめのようなBYOですが、持ち込み可能ならどんなことをしてもいい・・・という訳ではありません。当然、そこにはルールが存在します。古くから言われているのは大体次のようなものです。
1.初めて利用するレストランでは持ち込みは避ける
2.持ち込むワインはお店に置いてあるもの以外にする
3.持ち込んだワイン以外にも、何か別のワインやお酒を注文する
4.ソムリエの後学のために、ボトルにはワインを少し残しておくこと
5.事前連絡とBYO条件の確認を必ず行う
これらは別に法律で定められている訳ではなく、消費者側の自主規制としてのルールです。日本におけるワイン好きの先達が、持ち込みを許可してくれる店側、利用する客側の双方が気持ち良く過ごせるように、利用者に啓発したものと推測できます。
ドリンクが重要な収益源となる飲食店にとって、お店のお酒を頼む機会が減ってしまうBYOはあまり歓迎できるものではありません。そこをあえて許可してくれるのは、お客のことを考えたサービスの一環であり、店側の好意で成り立つものと言えるでしょう。

時代と共に変化してきたBYO

先ほど紹介したルールは、今の時代に完全にマッチしているとは思えません。
というのも、ビールには敵いませんが、日本におけるワインの消費量も昔と比べるとかなり上昇しており、ワイン文化も少しずつ成熟してきていて、冒頭でも申し上げたように英語圏では一般的なBYOに理解を示すお店が増えてきたからです。
よって上記のように特別に気を遣った態度ではなく、これからはもっとフランクにBYOを楽しむ時代になったと思います。
中でも1.は不要かもしれませんね。1.についてですが、持ち込みの可否は常連or非常連のようなウエットな判断基準ではなく、お店の方針としてOKかNGかというドライな基準で決まっている場合が大半であることから、お店の利用頻度を気にする必要はあまりないと思われるからです。事前に問い合わせて持ち込み可能なら、気にせず持ち込んでも大丈夫でしょう。
4.については、むしろ残さずに持ち帰ったほうがお店にとっては有難いかもしれません。レストランにワインを納入する酒屋は、客の持ち込んだ空き瓶は持ち帰ってはくれないからです。
後学のために・・・は普段からスタッフとのコミュニケーションを取っているような場合でもない限り、そこまでするのは双方にとって余計な心労となるかもしれませんね。

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