そもそも「おくずかけ」ってどんな料理?

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宮城県の精進料理

「おくずかけ」は、「すっぽこ」とも呼ばれる、宮城県の郷土料理です。肉類を使わないため、精進料理として仏事などにも作られます。 「葛」でとろみをつけることから、「お葛かけ」と呼ばれることになりました。お彼岸やお盆には、ずんだ餅とおくずかけをセットにして、お供えするのも定番なのだそう。

おくずかけに欠かせない「温麺」とは

おくずかけに使用される「温麺(うーめん)」は、江戸時代の宮城県で誕生した麺です。胃病を持つ父のため、息子が油を使わずに作った麺が発祥です。その息子の温情にちなんで、「温麺」と名付けられました。

入れる具材は家庭によっていろいろ

おくずかけに入れる具材は、地域や家庭によってさまざまです。基本の具材は、温麺と野菜、油揚げやお麩など。季節の野菜や、各家庭で収穫した野菜を入れることもあります。 里芋やなす、さやいんげん、みょうがなども定番の具材です。元は精進料理のおくずかけですが、家庭によっては肉類を入れることもあるのだそう。

「おくずかけ」のアレンジ

厚揚げ豆腐と里芋のおくずかけ

厚揚げ豆腐と里芋で作っているおくずかけです。基本のおくずかけでは、糸こんにゃくやお麩などいろいろな具材が入っていますが、それらを加えなくても十分おいしくできますよ。厚揚げ豆腐と里芋なら食べごたえもあり、少量でも満足できそうですね!

2. 鶏もも入りのおくずかけ

本来野菜だけで作るおくずかけですが、育ち盛りのお子さんがいる場合は、お肉を入れてもいいですね。伊達巻や色つきのかまぼこがあると、見た目も豪華になります。ぜひいろいろな具材で試して、我が家のおくずかけを作ってみてください。

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