16. 生地を三つ編みにする

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3本の生地のはじまりを軽くまとめ、三つ編みにしていきます。生地をねじらないように意識して、さっと編み込んでください。 ※生地を重ねた断面が上になるように編むと、焼きあがった表面の模様がきれいになります。

17. 食パン型に入れて30℃以下の室温で60分ほど発酵させる

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バターを塗った食パン型に、三つ編みにした生地をそっと入れて蓋をします。25℃から30℃の室内で、60分から90分発酵させ、食パン型の1.5cm下くらいまで膨らませます。型の8分目以上まで膨らむと発酵しすぎなので、こまめに膨らみ具合をチェックしましょう。 ※編んだ生地の厚みが、均一になるよう、意識して型に入れてください。食パン型の長さに合わせて、生地の長さを手で伸ばし、縮めて整えておくといいでしょう。ただし、生地を触りすぎるのは厳禁です。

18. 210℃に予熱したオーブンで15分焼き、180℃に下げて20分ほど焼く

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天板ごと210℃に予熱したオーブンに入れ、15分焼き、そのあと180℃に温度を下げて20分から25分焼きます。焼き上がったらすぐに、型ごと平らな台の上に軽く落としてから、型から出します。網の上で冷まして完成です。冷めてから切り分けてください。 ※お使いのオーブンによって、焼き時間・温度は調節してください。

夏は室温を調節する

溶けやすいバターを折り込むデニッシュ生地は、とにかくバターを溶かさないように気をつけるのが重要。そのため、バターを折り込むデニッシュ生地を作るときは、室温と手の温度に気をつかう必要があります。 室温が高い夏に、デニッシュ食パンを作る場合は、しっかりクーラーをきかせて25℃前後にしてください。30℃を超える室内では、デニッシュ生地を作ることはできません。また、大理石でできた作業台を使うと、生地があたたまりにくく、バターがだれにくくなります。

おすすめの食べ方と保存方法

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焼き立て当日はそのままで、翌日はあたためて

焼き上がったデニッシュ食パンは、まずはそのまま食べてみましょう。翌日食べる場合は、トーストで軽くあたためるか、レンジで10秒から20秒ほど加熱してから食べてみてください。 トースターで焼けばサクサク食感になります。レンジ加熱すれば、バターが溶けてふっくらジューシーな生地を楽しむことができます。片面にはちみつを塗ってからトーストするハニートーストもおすすめです。

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