見かけによらず味は絶品!アラカブ(カサゴ)の特徴とおいしいレシピ

別名アラカブとも呼ばれる、カサゴを鮮魚売り場で見かけたことがありますか。いまや普通のスーパーではめったに並ばない、白身がおいしい高級魚として有名です。そんなアラカブの特徴と生態、産地やおいしい食べ方、おすすめのレシピをご紹介します。

2019年6月27日 更新

アラカブ(カサゴ)ってどんな魚なの?

アラカブという別名を持つカサゴにはいろんな種類があり、代表的なフサカサゴをはじめ、オニカサゴにイズカサゴ、似ていることからウッカリカサゴと呼ばれるものまであります。頭が大きく笠をかぶったような姿から、「笠子」が名前の由来とする説が一般的。

北海道南部から南の、本州の日本海と太平洋沿岸、瀬戸内海に四国、九州一帯や沖縄まで、ほぼ日本全国の沿岸に広く分布する魚です。海岸そばのテトラポット下などの浅瀬から、水深200mほどの岩礁地帯まで、幅広い水深域にいる魚としても知られます。

アラカブの生態と生息域

一般的なアラカブは卵胎生によって繁殖します。産卵をせずに受精卵が孵化するまで体内で保護し、稚魚で産むことによって子孫を多く残すことができるそうです。体色は浅瀬のものは茶褐色で、深い水域のものほど鮮やかな赤色になる傾向があります。

またアラカブはメバルと同じく回遊することなく、テトラポットの下や岩陰などで生息する夜行性の魚で、その場所から離れない根魚や根付き魚の代表格として有名です。

アラカブが獲れるおもな産地と旬の時期

すでに述べましたように北海道以南の全国の沿岸で獲れる魚で、岩礁域に生息する根魚であることから大規模な漁業の対象にはならず、特に名産地や特産地というものはありません。兵庫県明石などでカサゴ専門の個人漁業者もいますが、その量も限定的。

産地が日本全国と広域に渡るうえ、旬の時期も人によって秋から冬であったり、初春から夏であったりと諸説あります。いまでは一年中獲れる魚という認識が一般的ですが、年々資源が減ってますます高級魚となっていることに間違いはありません。

全国の地方ごとにいろんな呼び名がある

まな板の上に置かれたオニカサゴ

Photo by Snapmart

本記事のタイトルであるアラカブとはカサゴのことで、九州の長崎と熊本、鹿児島ではこのように呼ぶそうです。もちろん九州だけでなく、各地によってカサゴの呼び名が変わり、関西ではガシラ、ガシと呼びます。

鳥取や島根ではボッカやボッコウ、岡山では赤メバル、広島と愛媛ではホゴ、徳島ではガガネなど、地方によってユニークな名前で呼ばれているのがおもしろいですね♪
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☆ゴン

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