ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

意外と簡単!究極の黄金比で作るベイクドチーズケーキ

Photo by muccinpurin

身近な材料で手軽に作れる、ベイクドチーズケーキ。ベイクドチーズケーキとは、チーズに卵・砂糖・粉類を混ぜて、きつね色になるまでしっかり焼き上げた濃厚な味わいが特徴のチーズケーキのことです。

レシピ本やサイト上にさまざまな配合のレシピが紹介されていることから、人気の高さがわかりますよね。

この記事で紹介するのは、無心で混ぜるだけで生地ができあがる、究極のシンプルレシピ時間にしてわずか5分で、あとはオーブンに入れるだけなんです。

簡単とはいえ、レシピのなかではお菓子作りの基本的なテクニックも多用しています。"よりおいしく作るコツ"を織り交ぜて紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

焼くまで5分!「ベイクドチーズケーキ」の作り方

Photo by muccinpurin

※材料写真に卵黄は含まれていません
レシピではフードプロセッサーを使いますが、手で作業する場合も手順は同じです。分量はクリームチーズ1箱(約200g)に対し、水切りヨーグルトと砂糖を同量にして、覚えやすくしていますよ。ではさっそく作っていきましょう。

材料(15cmの角型1台分)

・クリームチーズ……200g(※)
・水切りヨーグルト……80g
・三温糖(グラニュー糖で代用可)……80g
・卵(Mサイズ)……1個
・卵黄(Mサイズ)……1個
・コーンスターチ……大さじ1杯
・レモン汁……大さじ1杯
・バニラビーンズ(あれば加えてください)……1/2本

土台
・グラハムクラッカー……100g
・無塩バター……30g

※海外から輸入するクリームチーズは227g前後のものがあります。クリームチーズの分量が、20g程度増えてもケーキ作りに影響はないので、1箱使用して構いません。

下準備

Photo by muccinpurin

焼き型にオーブンペーパーを敷きます。レシピでは15cm四方の角型を使いますが、ほかのサイズの型でも同様に焼けます。

・直径15cmの丸形の焼き上がり……ほぼ同じ高さ
・18×7.5cmのパウンド型の焼き上がり……約1.5倍の高さ

クリームチーズは室温に戻します。フードプロセッサーを使うときは冷たくても大丈夫ですが、手で作るときは室温のほうが混ぜやすいのでおすすめ。オーブンを180℃に予熱します。

作り方

1. 土台を作る

Photo by muccinpurin

グラハムクラッカーをフードプロセッサーに入れ、全体が細かくなるまで回します。バターをレンジにかけて溶かして加え、全体がしっとりするまで混ぜます。

※フードプロセッサーがない場合は、厚手のポリ袋にグラハムクラッカーを入れ、ふきんをかけて麺棒でたたいて砕きます。ふきんをかけると袋が破れにくくなりますよ。

2. 土台を型にしく

Photo by muccinpurin

オーブンペーパーを敷いた型に1を詰め、カード(なければ平らな瓶の底で代用)でしっかりと押してならします。特に角の部分が崩れやすいので、しっかりと体重をかけて押します。

編集部のおすすめ