連載

器の大きい大きな器?中村まりこさん愛用の食器たち【わたしの食器棚 Vol.71】

フードコーディネーターとしての仕事を求められることもあるプロの料理家。当然、食器への思い入れは強いものだと想像できます。今回ご登場いただいたのは、独創的でオンリーワンな料理で人気の中村まりこさん。「食器は自分の料理との相性が大事」と言う中村さんに、愛用品を見せてもらいました。

2019年1月30日 更新

Today's Foodie

中村まりこさんのプロフィール画像

中村まりこ/料理家、SHOKUart代表

東京出身。食に造詣の深い父とウクライナ人の母から2つの食文化を習得。世界23ヵ国で生活した高校3年間を原点に、料理の道へ。ジャンルも素材も独創的に組み合わせて「empirical&unleash」を表現する「SHOKUart」設立する。

外国の方に「私達の日常の和食を伝えたい。」という思いから、日本家庭料理の料理教室 "Authentic Japanese Cooking Class" も主宰。外国人向けのWedマガジンサイトへのレシピ提供も手掛ける。ELLE grumet フードクリエイター部、料理教室 鎌倉legame cooking 主宰、フードスタイリング、レシピ開発、イベント講師、食に関する記事の執筆、を中心に活動中。

オンリーワンの料理と相性の良い食器って?

食器を手入れする中村まりこさん

Photo by macaroni

「おいしいものへの興味は小さな頃から人一倍でした。外食先で自分の料理を食べ終わると、テーブルの前で他の人の食事をガン見する……。私は覚えていないんですが、親に言わせるとそんな子だったみたいで」
ジャンルの枠にとらわれない、自由な発想による独創的な料理が好評の中村まりこさん。子どもの頃から食への好奇心が強かった彼女にとって、料理家という仕事はまさに天職。“新しいおいしさ”を追い求め、日々キッチンに立ち続けています。
「食については本当に欲ばりなんです。高校3年間で23ヵ国を経験したんですが、世界のおいしいものにふれたらその欲がさらに増してしまって。食べるのはもちろん好きですが、良い食材をどうすれば自分の知らないおいしい料理にできるのか考えるのも好き。そうして作り上げたもので人を喜ばすのも大好きです」
そんな中村さんが作る料理、考案するレシピの数々は、オリジナリティあふれるオンリーワンの品ばかり。見た目も料理のうちですから、食器についてもなにかこだわりがありそうですが……?
「食器もオンリーワンのものが好き。自分の料理はほかのどこでも食べられないものだと思っているんです。だから、そういう料理の受け皿となる食器もそうであってほしい」
中村さんの言うオンリーワンの食器とは、いったいどんな品々なのか。特に使用頻度が高いというお気に入りを見せてもらいました。

1.【茶碗】夏川統二郎

茶碗。夏川統二郎氏の作品

Photo by macaroni

「夏川統二郎さんは鎌倉にある『陶工房DAN』で講師もしている陶芸家です。この器は、口縁の薄さ、光の加減でメタリックに輝く質感に惹かれ、我が家のダイニングに合いそうだと思いました。

買おうと決意する決め手になったのは、夏川さんから、「カフェオレも飲めるんです」と言われたこと。反射的に「それいい!この器でカフェオレ飲みたい!」って思ったんです。本来はお茶碗なんですけど、カフェオレボウルとして使ってもいいし、お味噌汁を飲んでもいい。そういう枠に収まらない感じがいいですね」

2.【皿】夏川統二郎

こちらも夏川統二郎氏の作品。オーダーメイド

Photo by macaroni

「この和皿は、オーダーメイドで夏川統二郎さんに作っていただいたもの。丸く、キャンバスみたいな白で、和素材を使い……なんて条件をざっくり伝えただけだったんですが、私好みな作品になりました。

フラットなお皿なので汁気の多い料理はNGですが、そうでないものならなにをのせても絵になります。なにせ、キャンバスをイメージしたお皿ですから(笑)」
1 / 2

特集

FEATURE CONTENTS

WRITER

macaroni編集部

カテゴリー

CATEGORY

ランキング

RANKING

毎日更新!SNSで逃さずチェックしよう