和食と日本ワインのマリアージュ。イトーヨーカドーで見つかる自分好みの味
昨今、山梨や長野などの各地域で収穫できる、国産ぶどう100%で作られた日本ワインが注目を集めています。イトーヨーカドー大船店は、神奈川県のなかでも日本ワインの品ぞろえがナンバーワンの店舗。和食とのペアリングには日本ワインがぴったりですよ。
日本ワインに目を向ける絶好のチャンス!
日本ワインへの注目の高さが伺えますね。
※2018年11月末現在
人気が高まる日本ワイン
さらに世界的な和食への注目とともに、今後も右肩上がりで消費が伸びていくことが予想される、改めて見直したい“Made in JAPAN”のワインなんです。
まずは、目で見て色合いを楽しむ方法。グラスの上や横から、透明感や色合いを確かめます。
続いては、香りを楽しみます。グラスを徐々に鼻に近づけ、反時計回りにゆっくりと回してアロマを感じます。
「この3つの動作でワインを感じ、グラスを眺めながらむずかしい顔をすれば、ワイン通に見えますよ!」という最高のアドバイスもいただきました!これはすぐに実践できそうですね。
料理とのマリアージュを体験!
日本で栽培されるワイン用のぶどうでは、最も古い品種だといわれる“甲州”。日本固有のワイン用ぶどうで、日本各地に自生していましたが、その後甲府盆地に伝わりました。甲府盆地の気候がちょうど苗の育成とマッチし、現在は山梨県を中心に、大阪でも栽培されている品種です。
白ワインらしく、飲み口がとってもやわらかくすっきりとしています。これはお酒が苦手な方でも飲みやすそうです!
甲州と一緒にいただいたのは、鮭の味噌焼き。日本ならではの調味料である味噌と甲州の相性は抜群!ワインそのもののフレッシュな酸味も引き立っているように感じました。
柑橘のようなさわやかさを持つ甲州は、レモンが効いたカルパッチョや、塩を付けて素材そのものを楽しむ天ぷらとも合うそうですよ。
やさしい渋みとキャンディーのような甘い香りがして、とても飲みやすいワインです。美しいワインレッドも、これからのクリスマスシーズンにぴったりですね。
お肉のコクやうま味を生かしつつ、口のなかをすっきりとさせてくれるので、重くなりすぎずに食事が楽しめます。ワインが甘すぎても食事の邪魔をしてしまいそうですが、ほどよい甘さと適度な渋みがベストマッチです!
日本らしい醤油や味噌を使った料理との相性もいいんだそうです。毎日の食事に取り入れやすそうですね。
シニアソムリエの戸井さんにお話を聞きました!
ー 日本のワインに注目されたきっかけはなんでしょうか?
「10年以上前に受けたセミナーで、マスターソムリエの方に『日本では、あまりにも自国のワインが知られていない。外国では、レストランのワインリストの一番上に必ず自国のワインが書いてある』という意見をいただいたからなのです」
※飲料全般に対する知識や技術を活かして、飲食サービスをおこなうための資格。
それをきっかけに『もっと日本で日本ワインを広めたい。できればワインだけでなくて、イトーヨーカドーらしく、食事とワインを一緒に楽しめる“食卓”をコーディネートしたい!』という思いが強まっていき、店頭でさまざまな種類の日本ワインを取り扱うようになりました」
寿司や刺身など、生で魚介を楽しむ機会が多い日本。魚介とワインを一緒に楽しむときに生臭さを感じるのは、ワインに含まれる鉄分が原因なんです。鉄分が少ない日本ワインは魚介類と一緒に味わってもお互いを邪魔せず、どちらもおいしく味わえますよ」
「まずは、甘めのワインから試してみてください。価格帯で言えば1,200~1,300円前後のもので十分ですよ。ぶどうの味が濃厚で渋みが強いものは、ワイン上級者には好まれますが、飲みなれていないと飲みにくいという印象を受けます。
だから逆に、ボジョレーヌーボーのように、フルーティーでライトな飲み口のワインが飲みやすいんですよ」
「私が知りたいです(笑)。日本ワインの需要は堅調に伸びているから、今後さらに人気が出ると思いますよ。
ただ、流行に左右されず、肩の力を抜いて楽しんだ先にお気に入りの一本を見つけ出すのも、ワインを楽しむ醍醐味のひとつかもしれませんね。
日本ワインを、より多くの方に味わっていただけたら私もうれしいです!」
食事がおいしい季節。日本ワインと和食のペアリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。