和食と日本ワインのマリアージュ。イトーヨーカドーで見つかる自分好みの味

昨今、山梨や長野などの各地域で収穫できる、国産ぶどう100%で作られた日本ワインが注目を集めています。イトーヨーカドー大船店は、神奈川県のなかでも日本ワインの品ぞろえがナンバーワンの店舗。和食とのペアリングには日本ワインがぴったりですよ。

2018年11月29日 更新

日本ワインに目を向ける絶好のチャンス!

赤ワインと白ワインのボトル

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11月といえばワインの一大イベント、ボジョレーヌーボーの解禁が記憶に新しいですが、いま注目を集めているのが日本ワイン。品質がよく、なにより和食との相性がよいのも注目される理由のひとつなんです。
たくさんのワインが並んだ棚

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イトーヨーカドー大船店は、神奈川県のなかで日本ワインの品ぞろえがナンバーワンの店舗。さまざまな産地で生産されたワインが、棚一杯に並んでいます。その数、150種類

日本ワインへの注目の高さが伺えますね。
※2018年11月末現在

人気が高まる日本ワイン

2種類のワインが並ぶ棚

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「日本ワイン」とは、その名の通り“国産ぶどう100%”で作られたワインのこと。かつては生食用のぶどうの余りを使ってワインを製造していましたが、現在はワイン用に品種改良されたぶどうを使うことで品質がとてもよく、人気も高まってきているんだそうです。

さらに世界的な和食への注目とともに、今後も右肩上がりで消費が伸びていくことが予想される、改めて見直したい“Made in JAPAN”のワインなんです。
赤ワインマスカット・ベーリーAと白ワイン甲州のボトル

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今回は、日本ワインと和食のペアリングを知るセミナーに参加。白ワイン「甲州」と赤ワイン「マスカット・ベーリーA」を料理と合わせて飲み比べました。ワインには3つの楽しみ方があるということなので、さっそく実践!

まずは、目で見て色合いを楽しむ方法。グラスの上や横から、透明感や色合いを確かめます。

続いては、香りを楽しみます。グラスを徐々に鼻に近づけ、反時計回りにゆっくりと回してアロマを感じます。
白ワインと赤ワインのグラス

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最後はもちろん、口に含んで楽しみます。

「この3つの動作でワインを感じ、グラスを眺めながらむずかしい顔をすれば、ワイン通に見えますよ!」という最高のアドバイスもいただきました!これはすぐに実践できそうですね。

料理とのマリアージュを体験!

白ワインを飲む女性

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※特別な許可をいただいて、試飲しています。

まずは白の「甲州」から。

日本で栽培されるワイン用のぶどうでは、最も古い品種だといわれる“甲州”。日本固有のワイン用ぶどうで、日本各地に自生していましたが、その後甲府盆地に伝わりました。甲府盆地の気候がちょうど苗の育成とマッチし、現在は山梨県を中心に、大阪でも栽培されている品種です。

白ワインらしく、飲み口がとってもやわらかくすっきりとしています。これはお酒が苦手な方でも飲みやすそうです!
鮭の焼き物と白ワインのグラス

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料理とワインを合わせるときのポイントは「料理とワインの色を合わせること」。例えばビーフシチューには赤ワイン、白身魚やホワイトシチューには白ワインというように合わせます。好みにもよりますが、この基本を覚えていれば、ペアリングは外さないんだそうです!

甲州と一緒にいただいたのは、鮭の味噌焼き。日本ならではの調味料である味噌と甲州の相性は抜群!ワインそのもののフレッシュな酸味も引き立っているように感じました。

柑橘のようなさわやかさを持つ甲州は、レモンが効いたカルパッチョや、塩を付けて素材そのものを楽しむ天ぷらとも合うそうですよ。
赤ワインを飲む女性

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続いては赤の「マスカット・ベーリーA」。新潟で誕生した黒ぶどうの品種ですが、山梨の土壌にも合い、栽培されています。

やさしい渋みとキャンディーのような甘い香りがして、とても飲みやすいワインです。美しいワインレッドも、これからのクリスマスシーズンにぴったりですね。
豚の角煮と赤ワインのグラス

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マスカット・ベーリーAと合わせたのは豚の角煮。

お肉のコクやうま味を生かしつつ、口のなかをすっきりとさせてくれるので、重くなりすぎずに食事が楽しめます。ワインが甘すぎても食事の邪魔をしてしまいそうですが、ほどよい甘さと適度な渋みがベストマッチです!

日本らしい醤油や味噌を使った料理との相性もいいんだそうです。毎日の食事に取り入れやすそうですね。

シニアソムリエの戸井さんにお話を聞きました!

ワインボトルを持って微笑む女性

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さらに日本ワインについて知識を深めたいということで、イトーヨーカドーでJSAシニアソムリエとして活躍されている戸井さんにお話を伺いました。

ー 日本のワインに注目されたきっかけはなんでしょうか?

「10年以上前に受けたセミナーで、マスターソムリエの方に『日本では、あまりにも自国のワインが知られていない。外国では、レストランのワインリストの一番上に必ず自国のワインが書いてある』という意見をいただいたからなのです」

※飲料全般に対する知識や技術を活かして、飲食サービスをおこなうための資格。
日本のワインありますと書かれたポスター

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「確かにフランスに行ってもイタリアに行っても、自国で作ったワインがずらりとリストに並び、ソムリエがおすすめのワインや、料理との組み合わせを提案してくれるのが一般的ですよね。

それをきっかけに『もっと日本で日本ワインを広めたい。できればワインだけでなくて、イトーヨーカドーらしく、食事とワインを一緒に楽しめる“食卓”をコーディネートしたい!』という思いが強まっていき、店頭でさまざまな種類の日本ワインを取り扱うようになりました」
ワインボトルを持って微笑む女性

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ー 洋物のワインと日本ワインで、食事とのペアリングの違いなどはありますか?
「やはり、日本の料理には日本のワインが一番合います。地産地消の考えに準じていますね。

寿司や刺身など、生で魚介を楽しむ機会が多い日本。魚介とワインを一緒に楽しむときに生臭さを感じるのは、ワインに含まれる鉄分が原因なんです。鉄分が少ない日本ワインは魚介類と一緒に味わってもお互いを邪魔せず、どちらもおいしく味わえますよ」
まるきブランのボトル

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まるき葡萄酒 まるきブラン:1,250円(税抜) 現存する日本最古のワイナリー「まるき葡萄酒」で作られた「まるきブラン」

「ボディがしっかりしている海外のワインと違い、比較的あっさりしているのが特長の日本ワイン。そのまま飲むのもいいですが、料理と合わせてマリアージュを楽しむのがおすすめです」
ー 初心者でも挑戦しやすい日本ワインを見つけるコツはありますか?

「まずは、甘めのワインから試してみてください。価格帯で言えば1,200~1,300円前後のもので十分ですよ。ぶどうの味が濃厚で渋みが強いものは、ワイン上級者には好まれますが、飲みなれていないと飲みにくいという印象を受けます。

だから逆に、ボジョレーヌーボーのように、フルーティーでライトな飲み口のワインが飲みやすいんですよ」
マスカット・ベーリーA

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マスカット・ベーリーA:1,598円(税込)

ー 来年のワインのトレンドを教えてください。

「私が知りたいです(笑)。日本ワインの需要は堅調に伸びているから、今後さらに人気が出ると思いますよ。

ただ、流行に左右されず、肩の力を抜いて楽しんだ先にお気に入りの一本を見つけ出すのも、ワインを楽しむ醍醐味のひとつかもしれませんね。

日本ワインを、より多くの方に味わっていただけたら私もうれしいです!」
日本ワインコーナー

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日本ワインのラインアップを数多くそろえたイトーヨーカドー大船店。初心者はもちろんのこと、普段から愛飲されている方も、きっと自分好みの日本ワインと出会えるはずです。

食事がおいしい季節。日本ワインと和食のペアリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
(文:横田睦美、写真:小久保直宣、編集:伊集理予)

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