ライター : macaroni公式

北陸かにツアーの最後を飾る、福井県「越前がに」

Photo by macaroni

2018年11月6日、北陸では石川と福井のズワイガニ漁が解禁されました!これを記念して、macaroni編集部では各県のかにを食べ比べる北陸かに三昧ツアーを開催。人気の料理家・渡辺有子さん、4名の人気インスタグラマー、そしてキャンペーンによって選ばれた参加者の6名の旅の様子をご紹介しています。
▼豪華なツアーメンバーはこちら
▼【ツアー記事①】シンプルなかに料理を楽しむなら、富山の紅ズワイガニ
▼【ツアー記事②】活きのいい加能ガニと香箱ガニに出会える金沢県

旨味が濃い「越前がに」づくしの福井県

Photo by macaroni

渡辺有子さんとまわる北陸カニ三昧の旅もいよいよ終盤。福井県のかに「越前がに」は、皇室にも献上されている、冬の味覚の王者です。水揚げされた漁港まで刻印された黄色いタグが目印。海沿いの港町・三国町へ向かいます。

タグ付越前がにがお出迎え!「蟹の坊」

Photo by macaroni

越前がに
福井のランチはこちら、迫力満点な越前がにが目印の「越前 蟹の坊」へ。まるで特撮映画のワンシーンのような大迫力!脚がお店の軒にささっています。注目すべきは右腕で、越前がにの証である黄色いタグと、漁港のタグがしっかりと結び付けられています。

Photo by macaroni

Photo by macaroni

蟹の坊は、東尋坊を臨む料理旅館「望洋楼」直営の食事処。漁港のセリ市の目の前にお店があり、かにの入荷がある日は目利き担当が直接仕入れに行き、かにの大きさ、重さ、色ツヤを厳しくチェック。料理長みずからが漁港へ行き、朝どりした季節の魚や地物の最高食材を使用した丼やコース料理を楽しめます。

越前がに・せいこがにが口福。「めおとわっぱ丼」

Photo by macaroni

蟹の坊の名物は、オスの「越前がに」とメスの「せいこがに」を使用した「夫婦わっぱ丼」。せいこがにの量は一杯と二杯から選べます。自家製豆腐とお吸い物付き。 丁寧に身出しされた越前がに、せいこがにの身とみそ、そしてせいこがにの内子、外子を余すことなく贅沢に盛り込んだひと品。しっとりしなやかなむき身、じんわりと広がる濃厚でまろやかなかにみそのうまみ、外子のプチプチ食感と、かみしめるたびに鮮やかな味わい、食感を楽しめます。

Photo by macaroni

越前がに(18,200円〜)は、一杯丸ごとを刺身と焼きがににすることができます。お刺身は、かにエキスを配合した特製かにじょうゆをつけて。焼きがには、越前塩がふってあるのでそのまま。飾らない越前がにそのものの味わいをじっくりと味わえます。 かおしさん「力強い身のうまみと、濃厚なみその風味にびっくり!日本酒に合わせたいですね」

店舗概要

蟹の坊 営業時間:土日祝11:00~20:30(L.O.19:30)、平日11:00~15:00(L.O.14:30)、17:00〜20:30(L.O.19:30) 電話:0776-82-3925 所在地:福井県坂井市三国町宿1丁目16番 定休日:火曜日 公式サイト:http://www.bouyourou.co.jp/kaninobou/ ※営業時間、定休日は季節により変更があります。詳しくは公式サイトをご確認下さい。 ※かにの料金により、料理の料金に変更がある場合があります。

福井の奇勝地。「東尋坊」の眺めに感動

Photo by macaroni

サスペンスドラマのロケ地として有名な「東尋坊」は、蟹の坊から車で10分ほど。時間があれば、絶景を見に行くことをおすすめします。

Photo by macaroni

波の浸食によって荒々しくけずられた断崖絶壁が、約1kmにわたって継続。この景色は地質学的にめずらしく、世界に3ヶ所しかないと言われていて、国の天然記念物にも認定されています。

Photo by macaroni

奇岩群を間近に眺められる観光遊覧船も運航しているほか、お土産屋さんや鮮魚店が軒を連ねる賑やかな通りでは、新鮮な越前がにや、かにをつかったおかしなども購入できます。
施設情報 東尋坊 電話:0776-82-5515 所在地:福井県坂井市三国町安島 定休日:無休 入場料:無料 公式サイト:http://www.mikuni.org/tojinbo/

秋は紅葉が美しい。「永平寺」で贅沢なひととき

Photo by 大本山永平寺

福井県のオススメスポットは、渡辺さんが「一度行ってみたかった」という永平寺。おなじみの金沢から足を伸ばしてお参りしたそうです。賑やかな参道には、越前そば、ごま豆腐のお店や、工芸品のギャラリーなどが立ち並びます。特に紅葉の季節には多くの観光客が訪れる人気スポットです。

施設概要

所在地:福井県吉田郡永平寺町志比5-15 電話:0776-63-3102 参拝時間:8:30~17:00(季節により変更あり) 閉場日:年中無休

越前田村屋の「せいこ姫ちらし」で北陸旅行の余韻に浸る

Photo by macaroni

せいこがに 姫ちらし2,500円(税込)
名残惜しいですが、越前田村屋の「せいこ姫ちらし」を買って帰路へ。せいこがにの外子、内子、肩身を贅沢に使用したお弁当です。田村屋特製のかに酢をかけて、味の変化も楽しめます。新幹線の中で食べるもよし、帰り着いてから食べるもよし。旅の余韻にひたりながら、北陸三県のかにを思い出すのも一興。

店舗概要

越前 田村屋 JR福井駅プリズム福井店 営業時間:8:30〜19:00 電話:0776-27-7001 所在地:福井県福井市中央1-1-25 定休日:プリズム福井に準ずる 公式サイト:https://www.rakuten.co.jp/echizengani/

北陸の隠れトップシーズンは11月と12月でした

Photo by macaroni

北陸3県をめぐる、贅沢なかに三昧ツアー。渡辺さんは「『季節を食べる』大人な旅でした。東京では食べたことのないかにのうまみにびっくり。来年もまた行きたいです。秋に紅葉狩りをするように、季節の旬のものを大切に『そろそろかにの季節だね』と毎年の恒例行事にできたらいいなぁ」と大満喫されていたご様子。 プチプチ食感が楽しめる「香箱ガニ」の旬は11月から12月末までのたった2ヶ月。短い旬を逃さずに、北陸かに旅行を計画してはいかがでしょうか。
▼12月14日まで。豪華かにが当たるキャンペーン実施中!
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ