看板なき隠れ家。「牛すきオンうに」が味わえる中目黒の名店とは

食道楽があつまる街「中目黒」。和食から洋食まで幅広いジャンルのお店が立ち並びますが、今回ご紹介するのは、割烹をカジュアルに味わえる名店。なんでも、牛すきとうにをコラボさせたメニューが話題なのだとか。その魅了に迫ります!

この記事は、豊かなフードライフを演出するWEBメディア「dressing」の提供でお送りします。
中目黒駅の南側にある「目黒銀座商店街」は話題のレストランやスイーツ店などが軒を連ねているスポット。商店街を奥まで進んで店の途切れるあたりで、住宅街に入った路地を曲がったところに一軒の料理店がオープンした。
看板は一切なく、一見住居にしか見えない古い民家が佇んでいる。ここがお店なのかどうか不安になるが勇気を出して建物の”右側”にあるドアを開けてみよう。
ドアを開けると階段が目の前に現れる。靴を脱いで2階へ上がると広がる空間が『くずし割烹 おにかい』だ。
そっけない外観とは裏腹に、カウンターをコの字に囲んだアットホームな空間が広がっている。オープンは2018年8月1日。看板は一切出さず、宣伝もせずに口コミのみで隠れ家的に営業しているのだ。
「築100年の民家をリノベーションして、オープンしました。1階はこだわり食材を使用するカウンターのみの天ぷら店『天婦羅 みやしろ』、2階は『くずし割烹 おにかい』として二業態で営業しています。1階はコースで2万円~ですが、2階はカジュアルに割烹料理を食べられる店で、1階『みやしろ』で出している食材の一部もリーズナブルに提供しています」と、店長の猿山浩之さん(写真上・右)

写真・左は料理長の岡野雄至さん。岡野さんは、名古屋の料亭やホテルの和食部門などで研鑽を積み、「ヒルトン東京お台場」にある『日本料理 さくら』の後、こちらの料理長として腕を振るっている。「築地市場に足を運び、旬の素材を吟味しながら、料理は日替わりで決めていきます。懐石料理を長年作ってきましたが、懐石料理はお値段も張るので、もっと多くの人々に懐石の神髄を伝えられるような料理を食べてほしいという思いがあります。懐石料理の肝であるだしにはこだわり、『和田久』の鰹節を使っています」(岡野さん)。
▲1階は、こだわり食材を使用する天ぷら店『天婦羅 みやしろ』

臨場感ある演出にワクワクする割烹料理

懐石の心を取り入れながらも、遊び心のある一皿を作り上げる岡野さん。ここで料理の一部をご紹介。
人気の「牛すきonうに」は、和牛のリブロースを1枚贅沢に使った一品。こちらの料理は注文が入ってから、目の前のカウンターで作られる。
さっぱりとした甘みのある割り下を土鍋で煮たて、和牛をさっとくぐらせて、レアな部分を残しながら器に盛り付け。
その器をお客さんに手渡したところで、新鮮なウニをON! これが「牛すきonうに」(写真上)。目の前で盛りつけてくれる臨場感のある料理。やわらかな和牛ととろけるような味わいのウニが口の中で一体となり、何とも言えない幸福感を感じる一皿だ。
もう一皿、絶対に頼みたい定番メニューはこちらの卵料理。割烹の卵料理と言えばだし巻き卵だが、こちらでは洋食の技術を使い、卵をスフレに仕立てた。まず卵白のみをメレンゲ状に泡立てた後、卵黄と合わせて火にかける。
ふわっふわのスフレが完成したら、お皿に盛り付け。ワクワクしっぱなしだ。この料理名は、確かメニュー名にニラ玉とあったはず。どこにニラが入るのだろうと期待に胸が膨らむ。

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