ライター : 調理師/mau_naka

調理師

フードスペシャリスト/ふぐ取扱登録者/発酵食品マイスター/発酵食健康アドバイザー/漢方コーディネーター/薬膳調整師。やんちゃな男の子ふたりを育てながらも大好きな料理に関する追及…もっとみる

急須の素材

陶器(せっ器)

急須のシェアNo.1を誇るのが、常滑焼です。陶器のなかでも、せっ器という仲間に分類され"常滑焼と言えば急須"とされるほど相性がいいんです。原料に含まれる鉄分とお茶のタンニンが反応し、渋みや苦みがとれてまろやかな味わいになるのだとか。また、使われる土は耐水性に優れており、水を吸わないので急須にぴったりなんですよ。 陶器にはそのほか、美濃焼や益子焼などたくさんのものがあり、お茶の渋みや旨みをしっかりと引き出してくれるとされています。厚みがあり、どちらかと言えば重みのあるものが多い素材です。

磁器

地はきれいな白色でつるんとした質感、見た目にも美しく、光にかざすとうっすらと透けて見える素材です。磁器製の急須にはすっきりとしたスタイルのものが多く、華やかな絵柄や色合いのものもなど、デザイン的なものがそろうのも特徴ですね。薄いものが多く、ひびや割れに注意が必要です。 磁器は吸水性がなく、急須での利用も最適◎お茶の葉や使われるお湯の香りや味わいを、ストレートに表現してくれると言われている素材なんですよ。代表的なものとしては、有田焼があげられます。

耐熱ガラス

近年では、お茶の葉が煮出されている様子や色あいの変化を楽しめる耐熱ガラス製の急須も人気です。磁器製と同じく、茶葉やお湯の味わいと香りをストレートにいただける素材ですよ。デザイン的にもすっきりとしたスタイリッシュなものが多く、普段あまり急須を使わない方でも抵抗なく選ぶことができる急須ではないでしょうか。熱が伝わりやすい素材でもあるため、やけどには注意が必要です。 耐熱ガラス製の急須は、電子レンジや食洗機に対応しているものもあり、使い勝手のいい素材であると言えるでしょう。

鉄製

この素材を代表するのが、南部鉄器の急須です。耐久性の高さもさることながら、深い色合いや、どっしりとした重厚感のあるデザインも人気の秘密です。しっかり乾かすなど、お手入れが必要な素材でもあります。元はお湯を沸かすために作られたもので、茶葉の繊細な味わいを楽しむことには長けていませんが、ほうじ茶など香りの強いものを煮出すのに使用するのがおすすめです。 鉄製の急須には、お湯を沸かすことを目的としたものと、お茶を淹れることを目的として作られたものがあります。お茶用のものは内側に琺瑯加工が施されており、鉄分が溶け出すことはありません。

急須の選び方

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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