ワインの作法!正しいホスト・テイスティングの手順とは?

ホスト・テイスティングとは何かご存知ですか?レストランで、ワインの品質に問題がないかどうか確認することです。ワインのことをよく知らない人にとってはハードルが高いホスト・テイスティング。手順をまとめてみたので、参考にしてみてください。

2018年12月8日 更新

3. 香りをチェック

続いて、香りをチェックします。これはかなり大事なポイントなので、きちんと確認しましょう。

一度はグラスを持ち上げて鼻を近づけて香りを確認し、次にグラスを回して確認します。回す際は、右手なら反時計回りに、左手なら時計回りに回します。

香りに問題があるとすると、たいていの場合は「コルク臭」と呼ばれるカビ臭さです。フランス語で「ブジョネ」と呼ばれるコルク臭は、コルクの孔にカビが生え、その臭いがワインに移って臭うことが多いです。すえたようなカビ臭さやコルク臭さを感じた場合はワインを交換してもらうようにしましょう。

こういった場合はワインの品質に問題があるということなので、無料で交換することができます。

4. 味わいをチェック

最後に味わいをチェックします。香りチェックまでに何も問題がなければ、口に含んで味を確認します。

ホスト・テイスティングのワインは、残さずに飲み切るのが基本です。全部口に含んでみて、何か変な味がしないかどうかしっかりチェックしましょう。

5. ソムリエに「大丈夫かどうか」を伝える

テイスティングをして何も問題がなければ、ソムリエにその旨を伝えます。伝え方としては、「大丈夫です」「皆さんにもお願いします」という感じでOK。

ここで注意したいのは、テイスティングをしてみて自分の好みとは違っていても、それで交換を頼むのはマナー違反であるということです。ホスト・テイスティングはあくまでも品質チェック。好きな味ではないからといって交換することはできません。

プライベートでじっくりワイン・テイスティングしてみよう!

ホスト・テイスティングの手順を紹介しましたが、そうはいってもレストランでぶっつけ本番はちょっと抵抗がありますよね。不安な方は、まずはプライベートでじっくりとワインを観察し、違いを勉強して慣れることから始めてみましょう。

ワインを観察する

ワインの見た目を観察してみましょう。ワインには赤・ロゼ・白がありますが、その3つも細分化することができます。

基本的には赤であっても白であっても、熟成が進むほどに色が濃くなります。たとえば、赤ワインで濃度が濃く色が暗いものは「フルボディ」、と考えてください。フルボディとは、渋みが強く、味も濃いワイン。ずっしりと重厚な感じです。一方、ライトボディは色が薄くて口当たりも軽やか。

ワインに慣れていない人はライトボディが飲みやすいことが多いです。

実際にグラスに注いで観察する場合は、ワインをぬるくしないようにグラスの脚を持ちます。光にかざしてみて、ワインの清澄度や色、濃淡を確認します。最後に上から見て、光沢も確認してみましょう。

ひとつのワインだけチェックしてもよくわからない場合、熟成期間など条件がが異なるワインをいくつか用意し、並べて観察してみると違いがよくわかりますよ。

ワインの香りを評価する

ワインの香りはいろんな比喩で表現されますよね。初心者にとっては何がどのように違うのか、なかなか理解するのはむずかしいです。ワインの香りは、花や植物、フルーツ、香料、森林木、動物の肉や皮など、11もの系統に分類されます。

初心者にとってそれをかぎ分けるのはむずかしいですが、ホスト・テイスティングをするときのために香りのチェック方法は覚えておくといいでしょう。

まずはグラスを揺らさずに持ち上げ、鼻に近づけて確認。このときの香りは、一瞬で消えてしまうような揮発性の高いアロマです。続いて、グラスのワインを回しながら香りを確認します。こうすることで、最初は感じられなかったアロマもふわっと香ります。
2 / 3
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

特集

FEATURE CONTENTS

WRITER

aaaharp

カテゴリー

CATEGORY

ランキング

RANKING

毎日更新!SNSで逃さずチェックしよう