ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

辛くてやみつきなスパイス…

暑い日に汗をかきながら食べる激辛料理は絶品ですよね!今回ご紹介する「毛沢東スパイス」は、いま巷で話題の激辛調味料。シビレフードブームにのって、いままさに「アツいスパイス」なんです! 気になる「毛沢東スパイス」を詳しくご紹介いたします。

「毛沢東スパイス」とは?

Photo by muccinpurin

中国の思想家・毛沢東の故郷である湖南地方で古くから親しまれる"湖南料理"。"湖南"は、激辛料理で知られる四川省の少し下に位置し、その影響を強く受けています。 湖南料理もスパイスを豊富に使った料理が多く、毛沢東の大好物でもあったことから「毛沢東」の名が付きました。 唐辛子や花椒、コショウなどを使った料理は、中国を動かした毛沢東の多大なる活力の元になったのかもしれません。
日本国内でも中華の某有名店でメニュー化されていて、その辛さにやみつきになる人が続出! 常備しておけば、さまざまな料理に応用できてとっても便利。一度食べると忘れられない「毛沢東スパイス」の作り方をご紹介します。

毛沢東スパイスの作り方

スパイスをそろえたら、あとは混ぜていくだけ!さっそく作っていきましょう。

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材料

・フライドガーリック……40g ・フライドオニオン……30g ・干しエビ……10g ・粉唐辛子(韓国産)……15~20g ・クミン(パウダーまたはシード)……3g ・花椒……5g ☆砂糖……小さじ2杯 ☆塩……小さじ1杯 ☆鶏ガラスープの素……小さじ1杯 ・水……大さじ2杯

作り方

1. 湯を沸かして調味料を溶かします

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鍋に水と☆を入れて、調味料を溶かします。

2. 材料を入れて乾煎りします

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粉唐辛子以外の材料を入れて、弱火でかき混ぜながら乾煎りします。

3. 粉唐辛子を入れてさらに乾煎りします

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全体の水分が飛んできたら粉唐辛子を入れます。全体がパラパラになったら火から下ろします。

4. できあがりです!

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バットなどに広げて冷まし、パラパラの状態になったらできあがりです。

おいしく作るコツ

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今回、粉唐辛子は韓国産を使っています。日本のものと比べて辛さがまろやかで旨みがあるのが特徴です。 乾煎りするときは、焦がさないように弱火でじっくりがポイント。熱があるうちはしっとりしていますが、冷めるとカリカリとした食感になります。 ブラックペッパーや五香粉など、スパイスはお好みのものを使ってください。

「毛沢東スパイス」はこう使う!

から揚げのスパイスに

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まずは王道「毛沢東チキン」で味わいましょう。下味をつけてカラッと揚げた手羽先に、毛沢東スパイスを惜しみなくかけてかぶりつきます。 これはもう、汗をかきながらビールと合わせたい、自慢の逸品です!

チャーハンの味付けに

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いつものチャーハンも、毛沢東スパイスがあれば刺激的に!具材とご飯を炒めたら、最後にお好みの量の毛沢東スパイスを加えて。 スパイスに塩が入っているので、チャーハンの味付けは加減してくださいね。辛い物が好きな方は、「追いスパイス」でさらに辛さアップ♪

卵かけご飯のトッピングに

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卵かけご飯に毛沢東スパイスをプラスして、スタミナ卵かけご飯に。ピリ辛なスパイスと卵のまろやかな組み合わせは、一度味わったらもとの卵かけご飯には戻れません!

毛沢東スパイスで暑さを吹き飛ばそう!

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注目の万能調味料「毛沢東スパイス」をご紹介しました。辛いだけでなく、フライドガーリックの香りやカリカリとした食感も相まって、やみつきになる旨みが特徴です。 汗をかきながら辛い料理を食べて、夏の暑さを吹き飛ばしましょう!

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