ライター : マカロニメイトニュース

今日の料理上手さん

まる子さん/macaroni【お弁当】認定アンバサダー
管理栄養士として働きながら、家族や周りの大切な人たちの健康と幸せを願う気持ちの込められたお弁当をつくる。著書には『わたしのおべんと帖』がある。

だから、やっぱりお弁当が好き

Photo by まる子

ーーお弁当づくりを好きになったきっかけや、できごとを教えてください。
「お弁当はわたしからのラブレターです。学生時代、母がつくったお弁当を食べるのがとても楽しみでした。 決して料理上手とはいえない母でしたが、母のつくってくれたお弁当はそれぞれの料理に想いが詰まっていて、あーでもない、こーでもないと話しながら一緒に食べていた友人は今でも大切な人たちです。 お弁当をつくるようになって母の愛を知りました。感謝の気持ちでいっぱいです。わたしは今、管理栄養士として働いており、誰かのために、誰かのことを想って料理をすることを仕事にしています。私の周りの大切な人にも健康でいてほしい、季節を感じてほしい、お昼の時間が少しでもほっとするものであってほしい。そう思いお弁当づくりを始めました。 お弁当を渡すことはまるで手紙交換をしているかのようで、空いたお弁当箱に添えられて返ってくる『おいしかったよ』という言葉にこちらもあたたかい気持ちになっています」

「お弁当」のこだわり、あれこれ

Photo by まる子

ーー日々お弁当をつくるうえで、心がけていること、大切にしていることを教えてください。
「忙しくすぎる時間のなかでもお弁当箱を開けている時間は、季節を感じてもらいたくて旬の素材を使うことを心がけています。 また栄養士として、衛生面と栄養バランスは心がけています。ですが偏った想いをお弁当に詰めると重たくなりすぎるので。私自身が楽しくつくれるように音楽を聞いたりテレビを見ながらリラックスしてつくるようにしています。そうすれば踊るようにおかずがお弁当箱に並んでいくのです。多少の失敗作もスパイスとしてお弁当に詰めています(笑)亅

たどり着いた、このひと箱

ーー愛用のお弁当箱を教えてください。

富井貴志|くりぬき丸型お弁当箱

Photo by まる子

「拭き漆がほどこしてある木のくりぬきお弁当箱です。漆を使っているものってどこか背筋が伸びたような感覚で使っていたのですが、使うごとになじみが出て寄り添ってくれるようなあたたかみが増してきます。 使い勝手もよく、厚みと大きさが男女ともにちょうどいい量を詰め込めて、天然素材である木を使用しているにもかかわらず、拭き漆の効果で丈夫なところも嬉しいです。食べ終わったときに見えてくる、お弁当箱の木目にほっこりと癒されるところも好きですね。行楽用にはくりぬき三段重も気に入って使ってます。蓋を開けた瞬間に香る、料理と木の香りに、魅了されています」

Photo by まる子

わたしにとっての名作劇場

ーーこれまでつくったなかで思い出に残っていたり、傑作だったりするお弁当はありますか?

春の食材が出始めた頃に作った「おすそわけ弁当」

Photo by まる子

「お弁当やご飯を時々食べてくれる友達に向けて贈ったお弁当です。 スーパーに行くと春の食材が並びだしているのに心躍り、その気持ちを伝えたくてつくりました。 煮る、蒸す、焼く、いろんな調理法と味つけを組み合わせた春のお弁当です。春が来たなって思う瞬間って嬉しいですよね。春が来たぞーって大きな声を出しているようなテンションで春の食材をたくさん詰め込みました。 『おいしい』と言ってもらえることは私にとって最高の愛の告白です。この言葉が聞きたくて季節のおすそ分けを始めました」

頼れるレギュラー選手たち

ーーお弁当づくりに欠かせない、定番のおかずを3つあげるとしたら?

唐揚げおにぎり

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「晩ごはんで残った唐揚げや、おかずの唐揚げにするには小さい鶏肉でもおにぎりの具材として使ってしまえば、満足度UPできます。ごはんにゆかりを混ぜ込んでささみの唐揚げをにぎるのが定番です!」

魚の味噌漬け焼き

Photo by まる子

「厚手の保存用袋にみそ床を入れ、汁気を拭いた魚をキッチンペーパーで包んで入れて漬けます。保存用袋を使うことで、みそ床が少なくてすみます。キッチンペーパーを使うことでみそが直接つかず、魚から味噌を拭う必要がありません。朝の忙しい時間に重宝するおかずです。みそ漬けにした魚は衣をつけてフライにしたり、チーズをのせて焼いたりとアレンジして楽しんでます」

コロッケ

Photo by まる子

「いもやかぼちゃがベースのおかずのリメイクアレンジとしてつくり、衣をつけて冷凍させています。そうすると朝は揚げるだけなので簡単にできます。おすすめは肉じゃがコロッケです。丸型に成形するのがわが家流。この方がお弁当に詰めやすく、他のおかずとのバランスもよいです。ひと口サイズというのもポイントです」

「お弁当」をもっと楽しく

Photo by まる子

ーーお弁当づくりが苦手な方に、どうしたらお弁当づくりが楽しくなるか、アドバイスをお願いします。
「お弁当を写真で記録することで、あとからいろいろと思い出すことがあります。『おいしかったよ』『つくり方教えて!』お弁当を介してのコミュニケーションが楽しくて仕方ありません。お弁当はふつうの家のおかずと違って、時間がおいしくしてくれる料理であることが大切だと思っています。まだまだ追求して食べてくる人の『おいしい』を追い求めていきたいと思っています」

今、気になる「料理上手さん」

ーー日頃参考にしている「お弁当」が得意な料理上手さんを教えてください。
わたをさん
「インパクトたっぷりなお弁当の中に、たっぷりな愛情を感じます。まねしたくなるお弁当ばかりが並ぶ、インスタグラムは必見です。」
次回はわたをさんに「お弁当」のこだわりを教えていただきます。どうぞお楽しみに♪
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