連載

【わたしの食器棚 vol.62】盛って置くだけで今めかしい。大石亜子さん愛用の食器たち。

さまざまな食のプロにお気に入りを訊く連載企画。今回ご紹介するのは、素材を生かした簡単レシピが好評の大石亜子さんの愛用品。かつては「料理が嫌いでした」という亜子さんが、日々の食事の用意を心地よいものとするために選んだ食器とは?

Today's Foodie

慶應義塾大学卒業。自動車メーカー勤務を経て、退職後に専門学校へ通い調理師免許を取得。現在は、書籍、ウェブサイト、雑誌・リーフレットのレシピ開発、料理撮影での調理などを担当するかたわら、自宅にて少人数制の料理教室「casa piccola」を主宰。身近な食材を使い、気軽にできておいしいだけではなく、彩りや盛りつけも考慮した「目にもおいしいおうちごはん」を提案している。著書に、『簡単!さばレシピ』(ダイアプレス)、『およばれのときに作りたい とっておきの持ち寄りレシピ』(マイナビ)などがある。

大石亜子/料理家、調理師 慶應義塾大学卒業。自動車メーカー勤務を経て、退職後に専門学校へ通い調理師免許を取得。現在は、書籍、ウェブサイト、雑誌・リーフレットのレシピ開発、料理撮影での調理などを担当するかたわら、自宅にて少人数制の料理教室「casa piccola」を主宰。身近な食材を使い、気軽にできておいしいだけではなく、彩りや盛りつけも考慮した「目にもおいしいおうちごはん」を提案している。著書に、『簡単!さばレシピ』(ダイアプレス)、『およばれのときに作りたい とっておきの持ち寄りレシピ』(マイナビ)などがある。

条件は「シンプル」。

大石亜子さんの調理の様子。

Photo by macaroni

2018年6月某日の田園都市線・用賀駅は、梅雨の到来を表すようにどんよりとした空模様。湯気のように湿度の高い空気をかき分けて10分ほど歩くと、住人のセンスの良さがひと目でわかるという感じの一戸建てが見えてきました。そう、今回の取材相手のご自宅です。
傘を片手に外へ出て、「わかりづらかったでしょう?」と出迎えてくださったのは、大石亜子さん。調理のポイントやちょっとしたアイデア、素材を生かした簡単レシピが好評の人気料理家です。さっそく玄関の敷居をまたいで階段を上がると、そこは木目と白のコントラストが美しいダイニングキッチン。大きな窓から外光が降り注ぎ、雨模様にもかかわらず自然光だけで十分明るく感じられます。そして、テーブルの上には亜子さんの愛用品がずらりと並べられていました。
つやめく器たちを目の端に入れつつ、さっそく質問してみます。食器を買う時、こだわっていることはありますか?すると、「この空間に合うかどうかはやはり意識して選んでいます。全体的にシンプルなものが多いでしょうか。そういう食器がわたしに向いているんですよ」と亜子さん。シンプルな器が向いているとは、いったいどういうことでなのしょう。愛用品のそれぞれについてお話を伺いながら、その理由を探ってみたいと思います。

1.【茶碗】マディで購入したもの

器を中心に提案するハウスウェアのショップ「madu(マディ)」で購入したというお茶碗。

Photo by macaroni

「買ってからもう7〜8年愛用している茶碗です。うぐいす色のような淡い緑がお気に入り。ごはんの白色がとても映えますし、雑穀米など色のあるごはんをよそっても見栄えがいい。一見和柄のようですが、見る角度・場所によってはチェッカー柄に見えたりストライプに見えたり、表情が変わるんですよ」

2.【お椀】マディ「楓 萩汁椀」

こちらもmadu(マディ)の品。「楓 萩汁椀」。

Photo by macaroni

「日本の天然木でつくられた、木目が美しい汁椀です。4〜5年ほど愛用していて、手に収まりやすい大きさとなめらかな質感をとても気に入っています。口あたりもやさしいんですよ。

薄い色合いにしたのは、和食ばかりでなくふつうの家庭料理を並べた食卓にもなじみやすいようにと考えてのこと。お味噌汁のほか、野菜スープなどにも使っています」

3.【皿】マディ「リムドット プレート L」

リムドットプレート。大石亜子さんの愛用品。

Photo by macaroni

「最近購入したばかりのお皿です。このグレーの色合いや明るさがとても気に入りました。大きさ(約27×19.5×H2.8cm)も、パスタ、ワンプレート、お客さまをもてなす際の大皿にちょうどいいんです。

グレーのお皿になじみのない方もいるかと思いますが、実は万能なカラー。食材や料理を選びません。インテリアや食卓の景色にすんなりと溶け込みます」

4.【器】マディ「花三島 鉢 大」

madhu(マディ)の「花三島 鉢 大」。大石亜子さんの愛用品。

Photo by macaroni

「素地に線を彫ったり、印で模様をつけたりし、白い化粧土で仕上げる「三島手(みしまで)」の技法を用いて現代風にデザインされた器です。もともと和食器が好きなんですが、この花柄は華やかさを前面に出していないさりげなさが特に好み。おだやかな色合いも、そんな花柄に合っていると思います。

和食と相性が良いのはもちろん、春雨サラダなどをたっぷり盛り付けても絵になります。サイズ的にも使いやすくて、重宝しています」

5.【器】プロヴァンス陶器「ボウル」「プレート」

Souleo Provence Terre eの「ボウル」と「プレート」。大石亜子さんの愛用品。

Photo by macaroni

「どちらも南仏プロヴァンスの食器です。新緑のように鮮やかな緑色のボウルは、大きさ、深さ共に絶妙で、丼物、スープ、サラダなど、料理を選ばず大活躍の万能品。このボウルでロコモコにすると、食材の色味が特に映えて、おしゃれなカフェのフードメニューのような仕上がりになります。

プレートは柄が手描きされたもの。同じ柄でも一枚一枚に違いがあるので、よく見てより自分好みなものを選びました。大きさも長さもほどよく、お菓子やフィンガーフードをのせるプレートにちょうどよいサイズ。また、上に直接ココットを置いてワンプレート料理にしてもいい感じです」

6.【カトラリー】スタジオエム「フリシティ ブラック」

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macaroni編集部

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