フジッリ

ショートパスタのひとつフジッリは、パスタ生地を細長く伸ばして、クルクルとらせん状に巻いています。 名前の由来は、らせん状に巻かれた形がライフルの銃身に似ているので、古いイタリア語の「フジッリ(fusile)」が語源と言われ、日本では「カールマカロニ」と呼ばれることも。 ねじれをいれることで弾力があり、厚みもあるので歯ごたえのよいショートパスタなんです。太さはいろいろで、長さは40mm~50mmが主流ですよ。

おすすめの使い方

フジッリはねじれからできた深い溝が特徴で、その溝がソースを絡めるポイントとなります。ソースは濃いめのベースでクリーム系・トマト系がおすすめ。ゆでるとボリュームが出て、食べ応えのあるひと皿になりますよ。

ルマコーニ

続いて紹介するショートパスタは、ルマコーニです。 ルマコーニは、筒状でカーブを描いたまあるい形をしていて、片方の穴が潰れていてとても個性的。見た目がカタツムリの殻に似ていることから、イタリア語でカタツムリの意味の「ルマーケ(Lumaca)」が名前の由来と言われています。 大きさは30mm~30.5mmあり、厚めの生地で作られているので、もっちりした歯ごたえを楽しめるショートパスタなんですよ。

おすすめの使い方

とにかくボリュームがあって厚めの生地なので、パスタに負けない濃いソースと相性が抜群。空洞部分が広いので、中に詰めるような感じでソースを和えるといいですよ。味はトマト系がおすすめで、煮込み料理にも使えますよ。

ルオーテ

最後はユニークな形のショートパスタの紹介です。馬車の車輪のような形をしたルオーテは、名前の由来がイタリア語の“車輪”からそのまま付けられています。 隙間が多いのでソースに絡むことは言うまでもなく、平たい形状からどこも均等な固さにゆで上がるので、子供からご年配の方まで食べやすいんです。 独特のフォルムが写真映えするので、おしゃれな料理にも使えますね。普段使いにも、おもてなし料理にも重宝するショートパスタですよ。

おすすめの使い方

食べやすい大きさと硬さで、スープやサラダにも使いやすいですよ。スープは野菜や魚介の風味で、さっぱり塩味でもパスタが馴染んでおいしくいただけます。ゆでたルオーテにソースをかけるなら、トマト系・クリーム系にぴったり。

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