2. ネイティブアメリカン系料理

アメリカの先住民であるインディアンを、一般的にネイティブアメリカンと呼びます。その伝統料理も、アメリカンフードを語るうえで外せない存在です。

高カロリーな白人や黒人系の料理と異なり、彼らの料理には小麦粉やラードを使いません。うさぎや鹿などのジビエ、豆や木の実、ベリーなど、自然の恵みを活かした料理が特徴。とうもろこし粉で焼くコーンブレッド、揚げパンのインディアンフライブレッドなども有名です。

3. 寿司ロール

いまや日本の和食は、世界中で食べられている人気の料理です。アメリカでも同じで、とくに寿司はいち早く根付いた和食文化のひとつ。生魚を食べる習慣がないアメリカ人の間で評判になったのが、寿司ロールと呼ばれる海苔巻きです。

とくに、カニの脚身とアボカド、きゅうりを具材にして、内側に海苔を裏巻きするカリフォルニアロールが大ヒット。いまではまぐろやサーモンなど、いろんな具材を巻く寿司ロールがあります。それらに慣れ親しんだ人々が、にぎり寿司も食べるようになるのは当然の流れですね。

アメリカ料理は意外と種類豊富で奥が深い

アメリカ料理というと、どうしてもハンバーガーやピザ、フライドチキンなどのファストフードをイメージしがちです。しかし地域や州によって、さまざまな伝統料理や家庭料理があります。それもヨーロッパや中南米、アジアなどの郷土料理に由来するものがほとんど。

この記事では、そんなアメリカ料理の数々を紹介しました。これは食べたことがある、これは食べてみたいと思うような料理ばかりだったのでは。機会があれば、ぜひ味わってみてくださいね。
おいしいアメリカ料理はほかにも!▼

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