胃・小腸・大腸・直腸

「ガツ」は胃袋のことです。弾力のある食感で味は淡白。臭みやクセが少なく、鶏の砂肝に似たコリコリとした食感が特徴的です。焼き物、炒め物にとても向いています。 「ヒモ」は豚の小腸を指します。食感はコリコリとしていてやや硬め。煮込むと深い味わいになるほか、焼いてもおいしく食べられます。 「シロ」は大腸部分です。ヒモと合わせて「モツ」として売られていることも多く、ヒモよりもやや太く、コシのある歯応えが特徴的。開かずブツ切りにしたものを「シロコロ」と呼びます。 「テッポウ」は豚の直腸部分で、開くと鉄砲の形に似ていることからこう呼ばれています。弾力が強く噛み応えがあり、焦げる寸前まで焼くとおいしさがよりアップしますよ。

豚ホルモンのレシピ5選

1. 【ヒモ、シロ】モツの甘辛炒め

豚モツにお好みの野菜を数種類組み合わせて、ほんのりピリ辛の炒め物を作ってみましょう。下ごしらえさえできていれば、あとは炒めて味付けするだけのとってもシンプルなレシピです。ご飯が何杯でもおかわりできそうなしっかり味のひと品

2. 【のど軟骨】豚のど軟骨の味噌煮込み

焼いて食べることの多いのど軟骨を、あえて煮込み料理に使用したレシピです。軟骨のコリコリ感と、骨のまわりのとろとろとした食感が、なんともクセになりそうなやみつき必至のひと品。残った煮汁にうどんを入れて食べても絶品です。

3. 【レバー】豚レバーの竜田揚げ

ニンニクで下味をつけた豚レバーに片栗粉をまぶし、油でカリッと揚げたスタミナ満点のひと品です。仕上げに練りからしを効かせた合わせダレをまわしかけ、揚げたての熱々をフーフーしながら頂きましょう。お酒のおつまみにもぴったりです。

4. 【ヒモ、シロ】ホルモン焼きうどん

B級グルメの祭典、B-1グランプリでも人気の高いホルモン焼きうどん。自宅でもそれらしいものが簡単に作れるので、お昼ご飯や夜食に、一度試してみてはいかがでしょうか?レシピはいろいろありますが、いつもの焼きうどんの具材にホルモンを使用すればOKです。

5. 【豚足】豚足のハム

豚足と言えば煮込み料理が代表的ですが、こちらのレシピはちょっぴり珍しい、豚足で作るハムです。豚足を圧力鍋で柔らかくなるまで煮込み、骨を外して身をほぐし、ラップで包んでひと晩寝かせます。プルプルっとした食感と、さっぱりとした食べ心地が絶妙なひと品です。

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