連載

【料理上手の台所 vol.3】私と一緒に育つ相棒。みなくちなほこさん愛用の調理器具たち

さまざまな食のプロに、お気に入りのキッチンアイテムを聞く連載企画。今回は、自身でも調理器具のプロデュースを手がける人気フードコーディネーター・みなくちなほこさんの愛用品をご紹介します。飽きずに長く使える道具選びのポイントとは?

Today's Foodie

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みなくちなほこさん/フードコーディネーター

アウトドア料理から家庭料理、スイーツまで得意ジャンルは幅広く、身近にある食材や調味料を使い、簡単なのにおいしく、おしゃれに見せるレシピが人気。キッチン用品やテーブルウエア、家電使いの知識やアイデアにも定評があり、関連書も多く手掛ける。自身のスタジオ「キッチンボタン」(東京・東日本橋)ではワークショップやイベントも主宰する。最新刊「極上外ごはん」(世界文化社)他著書多数。

「道具と一緒に年をとる」という考え方。

「道具と一緒に年をとる」という考え方。

Photo by macaroni

フードコーディネーターとして多忙な日々を送るかたわら、鉄作家の槇塚登さんとタッグを組んで、鉄の台所道具「TEPPAN」シリーズをプロデュースしているみなくちなほこさん。幅広いジャンルの料理に精通し、食にかかわる道具についても自著を書くほど知識豊富な彼女にとって、もの選びのポイントとなるのは「一緒に年をとることが楽しめる」かどうかだといいます。

「できるだけ長く使いたいので、飽きないものがいいんです。だから流行りものにはあんまり興味がなくて、誰が使っているかなんてことより丈夫で使いやすいかどうかが大事。手に馴染むとか、壊れにくいとか」。

そして、ものを見る時に意識することがもうひとつ。

「長く使うものであればこそ、お手入れしやすいかどうかは大切。一体型は造りがシンプルでいいと思うし、パーツをバラせるものも衛生的に使えていいですね」。
そんなみなくちさんが愛してやまない調理器具となれば、質実剛健で味のある逸品ばかりのはず。長い年月で魅力を増した愛用品たちを、さっそく拝見してみましょう。

1.【包丁】台湾・士林で買った中華包丁

【包丁】台湾・士林で買った中華包丁

Photo by macaroni

台湾・士林にある包丁屋さんで手に入れたもの。バリエーションがすごくたくさんあったので、自分の手の大きさに一番合うものを選びました。刻印は購入日です。

タングステン製で、とにかく丈夫。切れ味が長持ちします。重さはありますが、柄が木製で手になじむので使いやすいですね。たくさん千切りをする時はこの包丁が便利。硬いものを砕く時も、これを使うと簡単です。

2.【まな板】IKEA

【まな板】IKEA。上下の板の間にゴムが入っている。

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このまな板の特徴は、上下の板の間がゴムになっていること。一枚板のまな板ってしっかり手入れしていてもカビることがあるじゃないですか。でも、これならそういうことがない。水周りに置いておくものはとにかく清潔にしたいので、このまな板は重宝していますね。

3.【フライパン】槙塚登「みなくちモデル」

フライパン、槙塚登「みなくちモデル」。柄の細さが特徴的。

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鉄のアーティスト槙塚登さんと私のふたりで作ったオリジナルのフライパン。一番こだわった部分はほっそりとした持ち手。フライパンはしっかり握れるようにしたかったので、ここの太さには一切妥協しませんでした。細いけれど強度は申し分なく、鉄製なのに軽いんですよ。フォルムもきれいで、使い勝手がいいだけでなく、所有欲を満たしてくれるキッチン道具だと思います。

4.【釜】釜浅商店「うどん釜」

釜浅商店の「うどん釜」。南部鉄器。

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釜浅商店は浅草・合羽橋にある料理道具屋さん。私のスタジオから歩ける距離にあって、時々ふらっとのぞきに行くんです。このうどん釜はそのお店のオリジナル商品で、南部鉄器だから蓄熱性がすごくいい。上に釜蓋を置いて炊飯に使うことが多いんですけど、ふっくらおいしく炊き上がります。また、温度が下がりにくいので、揚げ物に使うのもおすすめです。

5.【焼き網】辻和金網「足付焼網」

辻和金網「足付焼網」。下の焼網受が直火をやわらげまんべんなく熱を広げる。

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macaroni編集部

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