ライター : dressing

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肩肘張らない! 健康志向の高い食事を“普通の人”も楽しめるスタイルで

この記事は、豊かなフードライフを演出するWEBメディア「dressing」の提供でお送りします。
今回紹介する『.RAW(ドットロー)』はサラダバー&デリの専門店。六本木交差点から芋洗坂を下り、喧騒の少ない落ち着いたエリアに店を構える。ガラス張りの明るいエントランスの脇には、スプラウトなどが栽培されている温室グリーンハウスがありナチュラルな雰囲気をかもし出す。
料理は「サラダビュッフェ」と「ミューズリー」、加熱しないで作る「デザート」のみ。ドリンクは有機コーヒーを使ったエスプレッソやソイラテ、自家培養のケフィアソイミルク、欧米版青汁ともいえるウィートグラス、それにビールやワインも揃う。
コンセプトは、「有機:Organic(オーガニック)」「完全菜食:Vegan(ヴィーガン)」「生:Raw(ロー)」。ローフード、ヴィーガンフード主義者などの「健康志向の高い人」が満足のいくクオリティを、一般の人も楽しめるスタイルで提供している。

「さらっと」「ゆっくり」「持ち帰り」…、様々なスタイルで楽しめる

店内は、開放的なオープンキッチンを望むバーカウンター、フロアにはリラックス感満載のカウチソファー、ロースツールに囲まれた大きなテーブル。壁沿いには、仕事に集中できそうなローカウンターを設けている。
すべての席が可動式になっており、毎朝、これらを移動させヨガクラスが開講されているという。
店内を入ると飛び込んでくるのが、入口横の「サラダビュッフェ」。陽光の差し込む窓際に、葉物、根菜、スプラウト、コーンなど、カットされた色とりどりの野菜が鮮やかに並ぶ。

目利きの選ぶ有機野菜、自家栽培のウィートグラスはパワーたっぷり

『ドットロー』の野菜は、目利きの有機野菜専門業者がすべて選定している。そして大きな特徴は、全部で15種類ほどの植物を自家栽培している点。カイワレやそば、豆苗などのスプラウトは入口の温室グリーンハウス栽培で、豆は店内で屋内栽培しているのだ。
同店のスタンスを象徴する「ウィートグラス(小麦若葉)」も、入口の温室で栽培される。
このウィートグラスを使ったドリンクは欧米版の青汁とも言える。ウィートグラスは地上最強のデトックス植物と言われており、クロロフィルが豊富に含まれ、体の中のこびりついた汚れを一掃してくれるとのこと。 しかし肥料を使って育てると、すぐに育つが苦みが強くなり、飲みづらくなる。そのため、『ドットロー』では肥料を一切使わずに栽培。肥料を使う場合に比べ栽培に時間がかかるが、自然な甘さを楽しめるウィートグラスに育つという。 実際、青汁を想像すると肩透かしを食らうような、優しい甘さのすっきりしたドリンクだ。ただし、初心者は1日に最大でも2杯程度に止めておいたほうがいいだろう。上級者でも4杯を超えると、消化器官がびっくりしてしまうほどの「お掃除屋さん」なのだそうだ。
豆乳と共にドリンクに仕立てられる「ケフィア」(写真上)は、自家培養している。ご存知の通り、「ケフィア」は生きており、酵母が炭酸ガスを発生させるため、蓋をした瓶ではすぐに暴発してしまう。微生物が多く含まれ、それらが特に腸内環境の改善に劇的な力を発揮すると言われている。
口に含むと微炭酸のスパークリングワイン程度の刺激が、舌の上にピリッと感じられる。「ケフィア」は酸味が強いため、酸味の苦手な人には、フルーツと一緒にブレンドして供する。イチゴでもブルーベリーでも、季節のフルーツを使ってブレンドすると、市販のヨーグルトドリンクのような飲みやすい口当たりとなる。

楽しい食感、味わい豊かな生野菜をバラエティ豊富なドレッシングで

『ドットロー』のサラダバーは食べ放題スタイルを採用している。好みによって、葉っぱやスプラウトの“軽めミックス”、根菜や花野菜などの“しっかりめミックス”などを自分で作り上げ、ひまわりの種などクリスピーな食感のあるアイテムをトッピングする。ひと口に野菜といっても、その味わいは実に様々で、瑞々しいおいしさが口中で弾ける。
その名の通り「サラダを彩る」ドレッシングは、実に20種類ほど。すべて店内で自家製している。一盛りのサラダに、場所を変えて3種類程度のドレッシングをかけ、味の変化を楽しむ人も多い。 お店のおすすめドレッシングは、キャロット・ジンジャー。ニンジンの柔らかな甘さ、生姜のアクセント、ヴィネガーは米酢を使っており、優しい酸味が全体をまとめ上げる。その他、スウィート・マスタード、チアシード、ごま油など実に様々なドレッシングが並び、全部を制覇したくなる思いに駆られる。
この日のデザートは「ブラウニー」(写真上)。強い加熱を避けるローフード食としてのブラウニーだ。台になっているドライフルーツの、あくまでも自然な甘さにこだわる。メニューにある「生アップルパイ」も同様、小麦グルテンや卵は一切使わず加糖もしない「罪悪感のないデザート」だ。

ローフーディスト用、1カ月食べ放題プランもあり

『ドットロー』では、通常のメニューのほか、1カ月間サラダバー食べ放題のプランを用意している。サラダバーに限り、1日に何度食べても、1カ月に何度食べても2万円というお得なプランだ。ローフーディスト(ローフード主義者)にとっては、とてもうれしい、リーズナブルな値段設定に思える。
オープン1カ月ほどでこのプランの利用者は8人を数え、多い方は1日に4回ほど食べに来店するという。六本木という立地もあり、近隣に居住している外国人ゲストなどに好評だ。「食べるセラピー」ローフード・ヴィーガンスタイル。ハードルが高いように思えるが、このお店でなら気軽に楽しく試すことができそうだ。

メニュー

サラダブッフェ&デリ 1,100円(10:30までは900円) 生アップルパイ 700円 本日のデザート 500円 ウィートグラス ショット 700円 ケフィアソイミルク 700円 コンブチャ 700円 アップルチアシードスムージー 800円 エスプレッソ 300円 ソイラテ 450円
Photos:15枚
肩肘張らない! 健康志向の高い食事を“普通の人”も楽しめるスタイルで
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「さらっと」「ゆっくり」「持ち帰り」…、様々なスタイルで楽しめる
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目利きの選ぶ有機野菜、自家栽培のウィートグラスはパワーたっぷり
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楽しい食感、味わい豊かな生野菜をバラエティ豊富なドレッシングで
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