連載

「食べてすぐ横になると牛になる」は寝方の問題!? 正しい食後のゴロゴロ術、教えます

食後すぐ、ソファーに横になってごろごろ。ダメだとわかっていても、ついやっちゃうんですよね。今回は「食べてすぐ横になっても太らない方法」をご紹介♪ 消化器内科専門の古川真依子先生に聞く、驚くほど簡単なテクとは⁉︎

2018年8月2日 更新

食べてすぐ寝ると牛になる?

食後にソファーで寝そべって、テレビを見ながらごろごろ。至福の時間ですよね。でも、ちょっと待って。食べてすぐにごろごろすると、牛みたいにでっぷりとした体型になるってよく言いません?「アウターで隠れるからいいや」なんて油断していると、気づくと大変なことに……こわい!

こんな食にまつわる日常の“あるある行為”にスポットをあて、美容や健康の正しい情報をお届けする連載。第6回は「食べてすぐ横になっても太らない方法」を、消化器内科専門の古川真依子先生にお聞きしました。あっと驚く簡単なコツが飛び出します♪

右向きで横になると太りづらい⁉︎

ドクターとして、さまざまな女性のお悩みを解決してきた古川先生。ダイエットについてのアドバイスを求められることも多いそう。私も近頃の悩みを聞いてもらいました。

——最近休日は、ごはんを食べるとすぐソファーでごろごろしているんです。そのせいか、なんだか顔がまるくなってきた気がして……

「気のせいじゃないかもしれませんよ。食後すぐ横になると胃に食べ物が滞留し、消化管の動きが悪くなり代謝の低下につながるので、太りやすいんです」

——やっぱり!食べてすぐのごろごろが原因だったんですね。わかっていたとはいえ、ショックです。

「食べてすぐは右向きで横になるといいですよ。

胃の出口は、自分から見て身体の右にあります。そのためおなかの右側を下にして横たわると、胃→十二指腸→小腸とスムーズに消化が進み、胃に食べ物が残る時間をできるだけ短くできます」

——なんと!そんな抜け道があったとは。

「食べすぎて苦しくなったときにも応用できますよ。立ったり座ったりしているよりも食べ物の消化が早くなり、短時間でおなかが楽になります。わたしも食べすぎたときは、よく右向きで横になっていますね」

「おやつ」を食べれば就寝前の食事もOK⁉︎

——満腹で横になると、ウトウトしてそのまま寝ちゃうこともありますよね。右向きのポーズだと太りにくいんでしょうか?

「右向きのほうが食べ物をスムーズに消化できるとは思います。

ただし入眠すると基礎代謝がおち、内臓の動きや消化のペースもゆっくりになります。太りにくいとは言い切れませんね。

眠りにつく2〜3時間前までには食事をとり、胃のなかを空っぽにしておくのが理想的です」

——仕事や家事に追われて、夕食が遅くなっちゃうときもありますよね。どうすればいいんでしょうか?

「2つのことを心がけましょう。

まずは夕食が深夜になりそうなときは、『おやつを食べる』と太りづらいんです。おにぎりやプロテインバーがおすすめ。これで深夜の空腹感がやわらぎ、スープなど低カロリーかつ消化にいい食事でも満足できますよ。

そして深夜の夕食は『ゆっくりよく噛んで食べる』。胃に入る食べ物が細ければ細かいほど消化がスムーズになり、胃での滞留時間を減らせます」

右向き姿勢で身体の負担を軽減♪

「胃に食べ物が残ったまま横になると太りやすくなるだけでなく、胃のなかの空気や酸が逆流して胸焼けの原因にもなるんですよ」と古川先生。

とはいえ、どうしても夕食が遅くなってしまったり、食後ソファーやこたつでゆっくりしたくなったりしますよね。そんなときは右向き姿勢をとれば、身体の負担も軽減できるんですね。

古川真依子先生 プロフィール

古川真依子先生 プロフィール

Photo by macaroni

医学博士。2003年東京女子医科大学卒業。大学病院などを経て、2013年より東京ミッドタウンクリニック勤務。総合内科専門医、消化器内視鏡専門医指導医、ピロリ菌感染症認定など多数の資格を持つ。便秘や産後の痔など女性ならではの悩みにも詳しい。
(聞き手・文:板井海奈)
▼ 前回の記事はこちらからチェック!
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

特集

FEATURE CONTENTS

WRITER

macaroni編集部

カテゴリー

CATEGORY

ランキング

RANKING

毎日更新!SNSで逃さずチェックしよう