ライター : sakura

京都の新感覚スイーツ「串わらび」

Photo by macaroni

わらび餅といえば、きな粉や抹茶、黒蜜をまぶして食べるのが定番ですよね。京都の菓匠「宗禅」が手がける「串わらび」は、串団子のようにわらび餅を串に刺したスタイルやモチモチの新食感、味や色のバリエーションの豊富さ、かわいいパッケージなど、ほかにはないユニークさが特徴です。写真映えもするので、メディアやSNSでも大評判。

京都駅だけで1日に1,000個も売れるという、超人気商品をご紹介します!

京都の由緒ある菓匠「宗禅」

「宗禅」は、伝統と文化が息づく職人の町、京都・西陣に本店を構えています。店主の山本宗禅さんは、餅を操る最高の技を受け継ぐ、日本で唯一の上技師(じょうわざし)。皇室にも献上される究極のあられ「上技物あられ」は、上枝師だけが作ることができます。

伝統を大切に守り続ける一方で、新商品の開発にも意欲的。新感覚のわらび餅シリーズは、餅のスペシャリストである店主が、知恵を絞り、技を駆使して生まれました。もともと、わらび餅は冷やすと白く固くなってしまうため、冷蔵庫には入れられません。それでも、京都の暑い夏に冷たいわらび餅を食べられないかと研究を重ね、不可能といわれた冷凍化に成功。常温品も完成させました。

一番人気!3段階でおいしい「凍りわらび餅」

「凍りわらび餅」は、その名の通り、冷凍のわらび餅です。時間とともに、3段階で変化する食感の違いを楽しめますよ。3倍おいしい食べ方ができるのは、冷凍ならでは!

1. キンキン&シャリシャリ
冷凍庫から出して5~10分ほど。凍ったままの状態で食べると、シャーベットに似たシャリシャリ食感を楽しめます。

2. モッチリ&シャッキリ
冷凍庫から出して15~20分ほど。少し溶けてくると、外はモッチリ、中はシャキリとした、今までにないダブル食感を味わえます。

3. ひんやり&モチモチ
冷凍庫から出して40~50分ほど。しっかり解凍すると、モチモチとした食感のひんやりスイーツになります。

現在販売されている「凍りわらび餅」は、宇治抹茶ときな粉の2種32粒入り。お好みの段階で、食べる直前に宇治抹茶ときな粉をかけて召し上がってくださいね♪

常温でもおいしい!常識をくつがえす「串わらび」

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そしてこちらが、わらび餅の革命とまでいわれる有名な「串わらび」です!5年の開発期間を経て、冷凍品から常温品へと進化を遂げました。常温品の開発は、お客さまからの要望に応えるために始まったそうです。

開発は困難を極め、試行錯誤の連続でしたが、「宗禅」伝統のあられ技術と独自の「手揉み急速冷凍製法」が、常温でもおいしく食べられる「串わらび」誕生への鍵となりました。ついに、お餅のようなモチモチ食感とおいしさがギュッと凝縮した常温品が完成したんです。

そして、賞味期限はなんと90日!常温のままでも、冷蔵庫で冷やしてもおいしくいただけます。ひと口サイズのわらび餅を串に刺したスタイルは、そのままパクっと食べられてとっても便利。京都の舞妓さんにもファンが多いそうですよ。パッケージもおしゃれなので、ギフト使いにもおすすめです。

味は全部で7種類

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「串わらび」のお味は、和束ほうじ茶、チョコレート、きな粉、さくら、和束抹茶、京都水尾柚子、黒ごまの7種類。いずれも厳選素材を使用しています。

「串わらび」のわらび餅は、わらび粉にもち米と酵素を加えて作ります。一般的なトロトロのわらび餅とは違い、モッチモチの食感が特徴。また、炊きあがったわらび餅をすぐに急速冷凍させ、お餅が冷めたら材料を合わせ、職人が手揉みをして味を練り込みます。この手作業により、材料本来の風味が感じられるわらび餅ができあがるんです。

どのお味もおいしそうで、全部試してみたくなりますね。お友達やご家族と一緒に、食べ比べしてみるのもおすすめです。それでは、7種類のお味をご紹介します!

1. 和束(わづか)ほうじ茶

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270円(税込)
宇治茶のなかでも希少な京都・和束町(わづかちょう)の茶葉を使用。モッチリとしたわらび餅に、ほうじ茶の香ばしさとまろやかな味が絶妙に絡みます。
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