「心」の意味は? 心太(ところてん)の漢字の由来&各地の食べ方

冷たくてツルツルの食感がおいしい心太(ところてん)ですが、なぜ「心太」と書くかご存じですか? 心に太いと書きますが、心と何か関係があるんでしょうか。今回は、気になる心太の漢字の由来や、その意味についてご紹介。各地によって異なる食べ方にも注目です!

2019年4月9日 更新

酢醤油か黒蜜か

みなさんは心太をどうやって食べていますか?「もちろん酢醤油でしょ」と思った方、「黒蜜じゃないの?」と思った方、実は心太の食べ方は地域によってさまざまなんです。

関東や東北では酢醤油と和がらし、ごまなどの薬味を食べるのが定番のようですが、関西では黒蜜をかけて果物を添えたり、東海・中部地方では三杯酢にごまを添えて食事の小鉢として食べたるのが一般的。四国では、だし汁につけて食べられているようです。

箸一本で食べる

地域によっては、心太を箸一本で食べます。一本だけで食べるなんて器用ですよね。普段の食事はもちろん一膳を使うのに、心太に限って箸一本で食べるのはなぜなのでしょう?

ほかにも、お箸が貴重であった時代に、江戸のある店では箸を人数分そろえられなかったことがきっかけです。やむを得ず一本で食べるようになり、江戸っ子の粋な食べ方として広まった説があります。

また、箸二本(一膳)だと力が入りすぎて、心太が切れるから一本になった説、そして江戸時代には高級和菓子であった心太を、わらび餅や羊羹を食べる際に使う黒文字(楊枝)で食べていた名残から、箸も一本だけ使う地域があるという3つの説が残っています。

暑い日でもおいしく食べる

心太(ところてん)の漢字について、心の字が使われるようになった理由もわかりましたよね。作り方や見た目の理由が混じることで、今となっては「なんで?」と思うようになった心太(ところてん)の漢字。食べる機会があれば、話のネタになりそうですね。

全国で食べられている人気の心太も、地域によっては食事のひとつであったり、お箸一本で食べたりなど、いろんな食文化があることも興味深い点。よかったら、食べ方についてもいろいろと試してみてくださいね。
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ちあき

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