ライター : milkpop

栄養士 / 製菓衛生師

「読み物として楽しい記事」をモットーに、情報を正確におもしろくお伝えできるよう日々研究中です。「食」の楽しさやおいしさが、たくさんの人に伝わりますように!

ついにアメリカでピザ味のアイス誕生!

今や日本でも宅配メニューとして定番の「ピザ」。発祥はイタリアにもかかわらず、食べているシーンを想像すると、なぜかふくよかなアメリカ人が思い浮かぶ不思議なお料理ですよね。 アメリカといえば「アイスクリーム」も有名ですが、まさかそのふたつがドッキングするだなんて誰が予想できたでしょうか……?今回はアメリカで発明された異色のデザート「ピザ味アイス」をご紹介します!

まさかのドッキングがSNSで話題に!

発売以来話題を呼び、現地では数々のメディアで取り上げられた「ピザ味アイス」。日本にもじわじわと噂が広がりつつありますが、思わず耳を疑う方が多いようです。 わかりますとも、その気持ち!SNSを調べてみると、本場アメリカ人ですら「なにそれ!? 」「信じられない」と、その組み合わせに困惑気味の様子です。
それだけではとどまらず、なんと一部ではピザ味アイスをピザにのせる人まで登場!おおお……必至で保ってきたアイスとピザの常識がガラガラと崩壊しそうです。どんな味なのか、ちょっと想像がつかないですよね。
なかなかに衝撃的なフレーバーですが、SNS上には食べたいという猛者も数人いらっしゃいました。正直あまりおいしそうには思えませんが、たしかにチャレンジメニュー的な意味では気になるかも……。いつか挑戦したいという方のために、食べられるお店や味の感想を調査してみました!

米「リトルベイビーズアイスクリーム」で食べられる!

ピザ味のアイスが食べられるのは、ペンシルベニア州南東部にある都市フィラデルフィアにある「リトルベイビーズアイスクリーム(Little baby's ice cream)」。最寄り駅である「バークス ステーション(Berks Station)」から、フランクフォード・アベニュー沿いに徒歩数分。青い外壁と赤いベンチが目印のお店です。
ガラス張りのドアを開けると、なかは2~4人掛けのテーブルが並ぶイートインスペース。壁に飾られた、たくさんのカラフルな色紙やイラストが印象的ですね。 向かって右手奥に進むとカウンターがあり、アイスはそちらで購入ができます。コーンやカップ、クッキーサンドなどが選べ、もちろんテイクアウトもOKです。

ピザアイスクリームの気になる味は?

Baby Scoop 3ドル(約336円)
さて、気になるお味ですがSNSでチェックしてみたところ「完全にピザ」とのこと。見た目はほんのりピンクで普通においしそうなのに……いや、おいしくないとは限りませんが、食べた方のコメントをみてみると「独特」で「個性的」な味なことは確かなようです。
見た目からはピザ的な印象は感じられませんでしたが、材料はどうでしょうか?公式によるとマスカルポーネとオリーブオイルをベースに、ドライトマト、フレッシュバジル、オレガノ、にんにく、塩などが入っているようです。 てっきりソルトアイス的な甘じょっぱい味わいを想像していましたが、もしや……このアイス甘くないのでしょうか?材料から予想すると、トマトベースのポタージュスープが近いような気がします。
見た目も食感も完全にアイスなのに、味はピザという所が食べた人に混乱をもたらしている原因のようですね。麦茶だと思って勢いよく飲んだらめんつゆだった時のような、あの裏切られた感じでしょうか?チャレンジするには、ゲシュタルトが崩壊する覚悟と勇気が必要そうです。

ピザアイス・オン・ピザも誕生!?

先ほど話題に上がった「ピザアイス オン ピザ」は、お隣のピザ店「ピザブレイン(pizzabrain)」とのコラボメニュー。アツアツのスライスピザに冷たいピザアイスを合わせた、アラモード仕立ての逸品です。
見た目は、皿盛りのクレープのようでちょっとおいしそう!こちらもまた独特な味わいだそうですが、この食べ物を別の姿かたちにする感じ、高級フレンチなどで使われる化学的調理法「分子ガストロノミー」に近いような気がします。 日本でも料理をムース状にする「エスプーマ」が流行していますが、「ピザを違う感覚で味わえる」という点では似ているかもしれませんね。こちらは「フランクフォード・タコ(frankfordave taco)」とも呼ばれ、ご当地グルメ的な位置も確立しているようです。

アイスの新しい世界が開けるかも!

本場アメリカですら賛否両論のピザ味のアイス。個人的には「アイスとしてはナシだけど、前菜的な意味ではアリ」ではないかなと思います。原料はチーズとトマトですし、白ワインとよく合いそう! 果たして甘いのか、しょっぱいのか。組み合わせ的にアリなのか、ナシなのか。アメリカ旅行の際は、ぜひとも実際に確かめてみていただければと思います!
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