ライター : nyaimoi13

「だし醤油」とは?

だし醤油とは、昆布やかつお節などのだしをブレンドした醤油のことをいい、だしを取る手間がないことが特徴です。煮物やおひたし、和え物などに用いられ、これを希釈してお蕎麦やそうめんのつゆにも使用できる、とても便利な調味料です。市販のものが多いですが自宅で簡単に作ることもできますよ。

めんつゆとの違い

だし醤油とめんつゆの違いって?同じように見えるけど……そんな風に思われる方もいらっしゃるでしょう。実は違いがあるのです。その違いとは?

・めんつゆ
だしと醤油とみりん、砂糖をベースに作られた調味料のこと。素材に甘みや照りをつけたいときに用います。醤油の比率は低め。

・だし醤油
醤油に昆布やかつお節などのだしをブレンドした調味料のこと。基本は醤油なので、だしを効かせたい素材に用います。醤油の比率は高めですが、だしが加わるので薄味に仕上がります。

めんつゆはみりんなどの酒類に属する調味料が入っているのですね。それに対して、だし醤油はだしを基本に作られた調味料になります。だし醤油はめんつゆに比べて糖の割合が低いので、甘さが控えめでシンプルであっさりとした味わいです。

蕎麦やそうめん専用のめんつゆだと最近では薄めなくても使えるストレートタイプもありますが、一般で売られているめんつゆはだいたいのものが水で薄めて利用するのが基本ですよね。

だし醤油はそのまま使うことが基本です。だしの風味を出したい素材(おひたしや煮物、和え物など、素材そのものにだしが出ないもの)の味付けに最適です。

簡単にできる!だし醤油の作り方

「だし醤油」と聞くとなんだか手がかかりそう。高いのでは?と思う方も多いのではないでしょうか。実は、だし醤油はご家庭にある材料で簡単に作ることができます。

材料

1. 醤油……200ml
2. みりん……60ml
3. 削り節……20g

用意するものはたったこれだけです!どこのご家庭にもあるようなもので、実に簡単にだし醤油ができてしまうのです。

作り方

醤油とみりんを合わせたものを煮立たせ、削り節を入れて2分ほど煮立たせてアクを取り、ザルでこします。粗熱が取れたらできあがり!瓶や専用の醤油入れにうつして使いましょう

だし醤油を代用する方法

上記の基本レシピのほかに、ご家庭にある材料でさらにおいしくだし醤油を作ることができます。

簡単にできますので市販のめんつゆを切らしてつゆがない場合、だし醤油で代用してみてください。おひたしの味つけはもちろん、煮物はほかの調味料いらずで作れるのでとても便利ですよ。

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