ライター : morico

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【検証】かたいパンをやわらかくする!5つの簡単テク

Photo by morico

賞味期限付近になると、パンがかたくておいしくない……という経験はありませんか。パンは賞味期限が近付くにつれ、パンに含まれている水分が減り乾燥してしまいます。その結果パンがかたくなってしまうのです。

要するに、かたいパンは水分を含ませれば復活するということ。この記事では、かたいパンをやわらかくする5つの方法を、賞味期限当日のかたくなった食パン(4枚切り)で実際に検証します。果たして結果は!?
使うもの方法どうなる?
霧吹き霧吹きでパンに水分を吹きかけ、
アルミホイルで包み200℃のオーブンで15分程度焼く
水分がじわじわとパンに染み込み、
焼きたてのようにふんわりする
電子レンジ濡らしたキッチンペーパーでパンを包み、
電子レンジ600Wで10秒加熱
キッチンペーパーの水分が蒸発し、
パンに水分が戻りやわらかくなる
セロリかたいパンとセロリを密閉容器に入れて、
ひと晩寝かす
セロリの水分をパンが吸収し、
パンに水分が戻りやわらかくなる
蒸し器パンを蒸し器に入れて蒸す蒸すことでパンに水分が戻りやわらかくなる
新しいパン新しいパンでかたいパンをはさみ
密閉容器に入れてひと晩寝かす
新しいパンの水分がかたいパンに移り、
やわらかいパンになる
※お使いの機種によって加熱時間は異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください

やわらかさは復活?かたいパンの検証結果

霧吹き

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直接パンに水を吹きかけてからじっくり温めるため、全体がまんべんなくふんわりしました。パンの耳は香ばしい印象。ただオーブンが200℃になるまで待たなければならない、という面は少しデメリットに感じます。時間に余裕があるときにはよいでしょう。

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みかんを置くと軽くしずみ、元の形にゆっくりと戻ろうとします。しかし元の平らな面に戻ることはなく、跡がついている状態です。

電子レンジ

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一番簡単な方法で忙しい朝でも試しやすいです。ふんわり感はほかの方法に比べて少し劣りますが、十分おいしくいただける食感。表面のふんわり感は復活している印象です。

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みかんは軽くしずみ、ゆっくりと元の平らな面に戻ろうとします。みかんが深くしずまない点から内部までは水分が復活していないのかもしれません。

セロリ

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セロリとひと晩寝かすだけの方法。次の日の朝食べられるように夜のうちから用意しておくのがおすすめです。セロリの水分がパンに染み込み自然なやわらかさを感じられます。若干、セロリのにおいがパンにうつっているのが難点でしょうか。

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みかんは軽くしずみ、元の平らな面に戻ろうとしますが、くぼみが残っている状態です。

蒸し器

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蒸し器でパンを蒸すと、ふわふわに仕上がりました。ふわふわでやわらかく、購入したばかりのパンのようです。ただ蒸し器を準備するのが面倒だったり、少し時間がかかってしまったりするため、手軽さは感じられないかもしれません。

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みかんを置くと、ずっしりとしずむ印象です。多少元に戻ろうとふわっとしますが、くぼみが深いため平らには戻りませんでした。

新しいパン

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新しいパンではさむだけという簡単な方法。食パンのやわらかさは復活しましたが、ほかの方法よりは劣る印象です。表面はふんわりしており、中は弾力があるイメージ。また、新しいパンが少しかたくなってしまったと感じました。

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みかんを置くと表面はくぼみますが、深くまではしずまない印象です。ゆっくりと元の平らな面に戻ろうとします。

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