2. 赤身肉がしっとり。簡単ローストポーク

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豚肉の赤身に亜鉛が豊富に含まれているため、効率よく亜鉛を摂るには、かたロースやももなど脂肪が少ない部位を選びましょう。ローストポークにすれば、しっとりと仕上がり、食べやすくなりますよ。たったふたつの調味料で作れる、簡単レシピを試してくださいね。(※7)

3. かば焼きをアレンジ。うなぎの柳川鍋風

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亜鉛が多く含まれるうなぎは、亜鉛の吸収を促す動物性たんぱく質が豊富なのもうれしいポイント。うなぎのかば焼きはごはんにのせてそのまま食べるのが定番ですが、卵でとじて、柳川鍋風にしてもおいしいですよ。(※2)

4. 作り置きにぴったり。枝豆とひじきのペペロンチーノ

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亜鉛が豊富な枝豆は、そのまま食べるだけでなく、料理の彩りとして活用するのがおすすめ。こちらは、ひじきを枝豆と合わせ、ペペロンチーノ風に仕上げるひと品です。作り置きができるので、こまめに亜鉛を摂るのに役立ちますよ。

5. トーストの栄養価をアップ!くるみ味噌

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トーストと飲み物だけ……といった食生活では、栄養バランスが偏り、亜鉛不足になりやすくなってしまいます。食事を準備する時間がないという方は、くるみ味噌を常備しておきましょう。食パンに塗るだけで、くるみに豊富な亜鉛を摂れますよ。

亜鉛不足にならないように食生活を見直そう!

亜鉛は、生体内のさまざまな反応に関わっている栄養素なので、不足すると多様な症状が現れます。味覚の変化や脱毛など、亜鉛不足と思われる体調不良を感じた場合は、亜鉛が豊富な牡蠣や豚肉などを摂るようにしましょう。

食生活の乱れや、ダイエット中の極端な食事制限は、亜鉛不足につながるおそれがあります。食事の栄養バランスが崩れている場合は、亜鉛だけでなくほかの栄養素の不足により、体調が悪くなっているのかもしれません。亜鉛が多く含まれている食材を摂るだけでなく、普段の食生活を見直すことをおすすめします。
【参考文献】
※6 新ビジュアル食品成分表 新訂第二版 大修館書店
(2020/05/07参照)
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