炎に包まれるケーキ!? 英発「クリスマスプディング」がスイーツの概念を超越してる!

イギリスの伝統的なケーキ「クリスマスプディング」はご存知ですか?なんでも食べる直前に燃え上がる、とってもロマンティックなケーキのようですよ。今回はおうちで作れるレシピから東京で食べられるお店、通販で買える商品までたっぷりご紹介します。

2018年9月11日 更新

燃え上がるクリスマスケーキに注目!

恋人とのクリスマス。せっかくならロマンティックに過ごしたいですよね。海外ですといくつもキャンドルを灯したりしてムードを出すのが定番ですが、イギリスではちょっと意外なものに火をつけてお祝いするそうですよ。

なんと、クリスマスのメインアイテム「ケーキ」に火を灯してしまうのだとか……!今回は、そんなクリスマスの夜に燃え上がるロマンティックなケーキ「クリスマスプディング」をご紹介します。

クリスマスプディングって何?

クリスマスプディングとは、ドライフルーツがぎっしり入ったイギリスの伝統的なクリスマスケーキです。あの人気映画「ハリーポッター」の世界でもたびたび登場しているので、ご存知の方も多いかもしれませんね。

プディングという名前ですが、一般的に日本人が想像する「プリン」とは違い、どっしりとした重めの食感と強いお酒の風味が特徴です。あのヴィクトリア女王が愛したことでも有名で、材料にプラムがよく使われることから別名「プラム・プディング (plum pudding) 」と呼ばれることもあるそうですよ。

食べる前には炎に包まれる!

注目ポイントは、なんといっても食べる直前!なんとブランデーやリキュールをケーキに直接かけ、火を灯して燃え上がらせるのです。ディナーの最後、暗くした部屋に浮かぶ炎に包まれたケーキ……なんだかとってもロマンティックですよね。火が消えたらカットし、お好みでソースやクリームをトッピングして食べるそうですよ。

ケーキで将来を占うことも

こちらのケーキがイギリスで人気の理由は、燃えることだけではありません。なんと生地のなかにコインや指輪を混ぜ込んで、将来の運勢を占うのです。「コイン」はお金持ちに、「指輪」は今後幸福に、という意味があるのだそうですよ。

また、生地を加熱する前に家族全員で「願い事をしながら生地を時計回りにかき混ぜる」という工程もあるそうです。しかし逆にかき混ぜると縁起が悪くなってしまうのだとか……これは作るときに注意が必要そうですね。

まずいって噂は本当…?

さて、「クリスマスプディング」をご存知の方には「味がマズイ」という噂を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?パン粉や牛脂を中心に、ドライフルーツやブランデーをふんだんに使ったクリスマスプディングは、たしかに日本人の口には合わないかもしれません。

日本では牛脂をバターに変えて食べやすくアレンジしたものが多いので「洋酒のきいたドライフルーツぎっしりのパウンドケーキ」を想像すると味をイメージしやすいのではないでしょうか?独特な味わいですので好みにもよりますが、日本人向けにアレンジされているものならちょっと試してみたいですよね。

クリスマスプディングを作ってみよう!

今回は製菓衛生師の筆者が、実際にプロに習ったレシピを日本人向けにアレンジしてご紹介します。プリン型で作る小さめのレシピですので、ぜひ気軽に試してみてはいかがでしょうか?

材料(プリンカップ4個分)

<プディング>
・卵黄……3個分
・卵白……2個分
・グラニュー糖……35g
・スポンジケーキ……110g
・バター……35g
・牛乳……40g
・ドライフルーツミックス……140g
・ブランデー……適量
・型に塗るバター……適量
<ソース>
・グラニュー糖……75g
・水……15g
・牛乳……75g
・生クリーム……25g
・ブランデー……20g

プディングの作り方

1. ドライフルーツはブランデーに漬けて一晩寝かせ、スポンジケーキはパン粉状にほぐしておきましょう。

2. 卵黄にグラニュー糖を1/3加え、白っぽくなるまで泡立てます。

3. バターと牛乳を耐熱容器に入れて電子レンジで溶かし、卵黄に加えましょう。

4. スポンジケーキと水気を切ったドライフルーツを加え、よく混ぜ合わせます。

5. 残ったグラニュー糖と卵白でメレンゲを作り、生地にサックリ混ぜ合わせましょう。

6. バターを薄く塗ったプリンカップに入れ、アルミホイルでフタをしたら170度のオーブンで60分湯煎焼きします。

7. 竹串を刺してみて生の生地がくっついてこなくなったら、オーブンから出して粗熱をとりましょう。最後に冷蔵庫で一晩寝かせれば完成です。

ソースの作り方

1. 生クリームと牛乳を合わせ、湯煎にかけて温めておきます。

2. 小鍋に砂糖とお水を入れて、濃い目のカラメル色になるまで加熱しましょう。

3. ちょうどいい色合いになったら火からおろし、生クリームと牛乳を合わせたものを加えます。

4. ブランデーを入れてよく混ぜたらできあがりです。

食べるときは……

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