地域ごとにおいしさいろいろ♪中華料理を知ってもっと楽しみたい!

ひとくちに中華料理といっても、四川風、広東風、など地域別にいろんな種類があって実はよく分らない...と悩んだ経験はありませんか?今回は、地域別の中華料理それぞれの特徴と、代表的なお店などをご紹介します。これを読んで中華料理マスターになろう!

2018年8月2日 更新

江蘇(こうそ)菜系

中国東部、北方と南方にまたがる江鮮省。上海も含む「江蘇料理」は、濃厚でいて淡白、柔らかくて甘みのある塩味が特徴です。四季折々の食材を取り入れるため、旬の味が楽しめます。また、アヒルを使った料理もよく食べられています。 代表的な料理・・・鴨包魚翅(アヒルのフカヒレ包み蒸し)、松鼠桂魚(はりねずみに見立てた華やかな魚料理)、大煮乾絲(細切り豆腐のうま煮)など。

広東(かんとん)菜系

上記の四大中華でもご紹介した、広東料理。世界で一番食べられている中華料理で、酢豚にチャーハンなど、普段から食卓に上るものがずらり。さまざまな調理法と多種多様な食材を使った料理が味わえます。 代表的な料理・・・飲茶、土鍋飯(土鍋ご飯に肉や魚介類などの具を乗せてしょう油ベースのたれをかけたもの)、フカヒレ料理など

安徽(あんき)菜系

中国の中部、江鮮省の隣に位置する安徽。山菜や野生動物、川魚などを用いた煮込み料理や煮物、遠火焼きが有名です。油を多用した、濃い味付けが特徴。栄養バランスを重視、漢方などを料理に使った養生法もこの地域の料理の特徴です。 代表的な料理・・・火腿燉甲魚(スッポンの煮込料理)、紅燒果子貍(ハクビシンのしょう油煮)、腌鮮桂魚(塩漬けにした淡水魚の姿煮)

湖南(こなん)菜系

南方の内陸部にある湖南省。さまざまな材料を用い、油、唐辛子、薫製肉を多用します。辛味と酸味が強く、四川料理と並ぶ「辛い料理」として有名です。湖南省出身の毛沢東は、酸味を効かせた辛い湖南料理が大好きだったそうです。 代表的な料理・・・麻辣子鶏(スパイシーな唐揚げ)、紅焼肉(豚のしょう油煮)、湘拌黄瓜(ピリ辛キュウリの和え物)

浙江(せっこう菜系

風光明媚なことで知られる浙江省。上海からほど近い場所にありながら、とてもゆったりした雰囲気です。浙江省は魚やエビの産地で、料理の味は香り高く爽やかで淡白。素材の味を生かした料理が味わえます。また、地域の歴史を反映した料理も多く、調理法もバラエティ豊かです。 代表的な料理・・・龍井蝦仁(海老を浙江省のお茶「龍井茶」で炒めたもの)、爆墨魚巻(イカの巻き揚げ)、東坡肉(豚の角煮)など

福建(ふっけん)菜系

中国東南の沿岸にある福建省。海に面していることから、魚介類をふんだんに使った料理が多く、あっさり淡白な味付けで滋養に優れています。出汁に魚や牡蠣の乾物を使ったり、長崎ちゃんぽんを思わせるような麺料理があったりと、日本人の私たちにも親しみやすい味付けです。 代表的な料理・・・海鮮燜麺(長崎ちゃんぽんのようなスープ麺)、太極明蝦(海老料理)、芋泥(タロイモをペーストにしたデザート)など。
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