投げやすいから!? 映画館でポップコーンが定着した意外すぎる理由

映画館といえばポップコーン!あの香りに鼻をくすぐられると「久しぶりの映画館だ!」と気分が高まりますよね。でも、なんで映画を観ながらポップコーンを食べるようになったんでしょうか?本場アメリカの驚きの習慣が元になっていたんですよ

映画館といえばポップコーン

映画館へ行くと、コーンのはじける香ばしいにおいや、甘〜いキャラメルの香りに誘われて、ポップコーンを買わずにいられない人が多いはず。大きなバケツいっぱいのポップコーンを抱えると「映画館に来たな〜!」とワクワクしますよね。あらゆるお菓子の中からポップコーンが選ばれ、定番メニューになったのはなぜでしょうか?気になる理由をお教えします。

70年以上も前から定番だった!

日本の映画館でポップコーンが食べられるようになったのは、1940年の中ごろだと言われています。もともと、ポップコーンはアメリカから日本に入ってきた食べ物です。
アメリカでは、1927年にトーキー映画が公開されるようになってからポップコーンを食べながら映画を観る文化が生まれました。トーキー映画とは、音声の入った映画のこと。それまでは、音がなく映像だけを楽しむ「無声映画」だったので、ものを食べる音はとても嫌がられたのです。

映画館=ポップコーンの理由は?

スクリーンに投げつけやすい

映画のお供にポップコーンが選ばれたのには、意外と暴力的な理由が隠れていたのです!高い入場券を買って映画館に入ったのに、映画の内容がイマイチだとがっかりしますよね。当時のアメリカでは、映画の内容が気に入らないとスクリーンにものを投げつけていたのです!
ふんわり軽くてやわらかいポップコーンは、スクリーンに投げつけても傷つきにくいので、ポップコーンが映画館の定番お菓子となりました。しかし、今ではポップコーンを投げる人はいませんよね。掃除が大変ですし、前の席の人にぶつかってしまうので、絶対にポップコーンを投げてはいけませんよ!

食べるとき音が出にくい

ポテトチップスのようにバリバリ音が鳴らないのもポップコーンのよいところ。隣でもそもそポップコーンを食べられても、映画の音でかき消されて気になりにくいです。紙やプラスチック製のカップに入っていることが多いので、袋菓子のようにガサガサ音がなりません。

映画館の経済的な理由

ポップコーンは、原材料が安くコストを抑えて作れるので、当時の映画館ではとても重宝されました。現在でも、映画館への食べ物の持ち込みは禁止されていると知っていますか?映画館で売られる食べ物は音問題に配慮されたものが多いのです。
さらに、映画館は配給会社に借りた映画を上映しているので、売店での売り上げが大切なのです。ぜひポップコーンを買って、売り上げに貢献しましょう。

見た目が華やか

コーンが熱せられてポンっとはねる様子は、とても華やかですよね。バケツいっぱいに盛られたポップコーンを見ると、普段の生活から離れた非日常感、興奮を感じられます。アメリカでは、映画館だけでなく、お祭りなどのイベントでもポップコーンが人気を博していました。

ポップコーン反対派も

映画館の定番のポップコーンですが「上映中の咀嚼(そしゃく)音で気が散る!」「ポップコーンうるさい!」という意見も見られました。シリアスなシーンなどは、なるべく音を立てない気遣いをしたほうがよさそうですね。
映画の展開に合わせて「ガンバレー」と応援したり、ペンライトやクラッカーを使って観客同士の一体感を楽しめる「発声可能上映」「応援上映」などの企画を組む映画館も登場しているので「飲食せずにがっつり集中する上映」が登場するかもしれませんね。

ポップコーン禁止の映画館

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