パンに挟まった蟹…ではない「コッペ蟹」は通好みの極上食材!

冬の味覚のなかでも人気の高いのは、やはり「蟹」ではないでしょうか。煮込んでも焼いてもおいしい蟹にはいくつかの種類がありますが、そのなかでも「コッペ蟹」と言われるものをご存知ですか。通好みと言われるコッペ蟹、一体どんな蟹なのでしょうか?

2016年11月10日 更新

コッペ蟹って知ってる?

あなたは「コッペ蟹」と呼ばれる食べ物を知っていますか?「コッペ」というワードを聞くと、一番最初に「コッペパン」を想像してしまう、という人も多いのではないでしょうか。ということは、コッペ蟹は「コッペパンに蟹が挟まっている?」という訳の分からない食べ物の映像が思い浮かんでしまうかもしれません。ここまでを読んだあなたは、きっとこの絵面を想像してしまっているかもしれません。

でも、「コッペ蟹」の正体は、今あなたが想像したものとは大きく違うことをお約束します。さて、では実際どんなものなのでしょうか。今回はその「コッペ蟹」について詳しく見ていきますよ。

コッペ蟹とは

実は、コッペ蟹とは、松葉ガニのメスのことを指します。つまり、普通の蟹なのです。もう一度言います。「普通の蟹」なのです。コッペパンに蟹が挟まっているわけではありません。

コッペ蟹は、セコ蟹やせいこ蟹などともいわれますが、本当にただのメス蟹なのです。特徴としては、オスの松葉ガニは非常に有名で、脚の身は肉厚でおいしいですが、メスはそれに比べては小さく、そのほとんどが卵を抱えている、という点です。

どんな味?

さて、コッペ蟹がただの蟹だと分かったところで、一体どんな味がするのでしょうか?

もともとメスは、オスに比べてサイズが小さいものがほとんどです。そのため、蟹のメインである肉厚な脚を堪能するものではありません。しかし、コッペ蟹は脚にもうまみが詰まっているほかに、甲羅の内部、つまり身体が非常においしいので、食通の間で非常に重宝されている食材なのです。

メスである「コッペ蟹」は、オスでは楽しめない身の部分のおいしさを味わうことができるというものなのです。

コッペ蟹の食べ方

先ほど、コッペ蟹はメスだと書きました。しかし、脚もしっかり食べられますし、それなりに楽しむことができます。

しかし、コッペ蟹の醍醐味は甲羅の内部です。おいしく食べられるコッペ蟹の身体は、蟹味噌などはもちろんのこと、それよりもおいしい、内子と外子に分けられます。

外子とは、松葉ガニの卵のことを言い、味自体は淡白ですが、プチプチとした食感が持ち味で、赤色が濃いほど美味しいと言われています。内子は松葉ガニの卵巣を指します。オレンジ色をした部分で、非常に濃厚な味わいがあります。その美味しさは蟹味噌を超えるとも言われています。
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