頑固に落ちない!「ワイン」の染み抜き法でお気に入りの洋服が復活

以高級品のイメージがあったワインですが、最近はお手頃な値段で楽しめるものが増え、飲む機会が多くなっていますよね。そこで心配なのが、ワインの染み。こぼしてしまうと頑固なワインの染み抜きの方法を、シチュエーションに合わせてご紹介しますよ。

ワインの染みは落ちにくい……

ピシッと決めた服装で、しっとり大人のワインタイム。そんな時に限ってワインをこぼしてしまう……という痛い経験をお持ちの方も多いかと思います。

おしょうゆやカレーなどと並んで、落ちにくい染みの代表格としても知られているワイン。今回は、洋服のみならず、じゅうたんやソファーなどにバシャーン!とひっくり返してしまった時でも対応できる、染み抜き方法をご紹介します。

ワインの染み抜きに必要な道具

酵素系漂白剤

酵素系漂白剤のメリットは、洗浄力のやさしさ。塩素系の場合は洗浄力が強く、どんな染みでも落としてしまう一方で、生地や肌への負担も懸念されます。

一方、酵素系漂白剤は殺菌力こそ塩素系におとるものの、汚れを落とす効果は塩素系よりも強め。過酸化ナトリウムとお湯が化学反応を起こすことでシュワシュワと発泡するのですが、酵素系漂白剤はその力を利用して汚れをはがし取ります。そのため、酵素系漂白剤を利用する際は40~45℃くらいのお湯を使うのがベストです。

ドラッグストアで酵素系漂白剤を探す時は、まず酸素系漂白剤をチェック!実は酸素系漂白剤の中に「酵素」が入っているのですが、表示は「酵素系漂白剤」ではなく「酸素系漂白剤」。そのため、酸素系漂白剤の裏面に記載されている成分表をよく見て、「酵素」の文字があればそれが酵素系漂白剤ということになります。

重曹

くらしの万能アイテム、重曹。お掃除だけでなくお料理や入浴剤、脱臭剤など、その活躍の幅広さには驚くばかりです!

そんな重曹ですが、正式名称は「炭酸水素ナトリウム」。弱酸性の性質を持ち、酸性の汚れなどに効果を発揮するすぐれものです。人への害がないことから、いろいろな用途に大活躍しています。

ワインをこぼしてしまった時は、汚れの上に重曹をたっぷりふりかけましょう。その上から熱湯を注ぐと、重曹が化学反応を起こし、汚れに効果抜群の強アルカリ性へと変化!その化学変化のおかげで、きれいさっぱり染みが落ちるんです。

洗剤

台所用洗剤は、食器についた油分などをしっかりと取り除くための洗剤です。台所用洗剤には油分を素早く取り除く力があり、その効果は染み抜きの時にも発揮されます。界面活性剤と呼ばれる成分が、通常水だけではなかなか落ちない油分をサッと除去。この成分が、衣類などについた染みも浮き上がらせてくれるのです。

また、台所用洗剤の性質は中性に保たれています。アルカリ性の方が洗浄力はアップするのですが、手荒れなどの原因となってしまうのも事実。人体への影響を考えて中性に保たれているということは、衣類への影響も少ないと言えます。

さらに、台所用洗剤には洗濯用洗剤のような「蛍光剤」が入っていません。蛍光剤が入っていると、染みに反応して不自然な色落ちをしてしまいます。こういった点から、ワインの染抜きには台所用洗剤が使われるようになりました。

セスキ炭酸ソーダ

最近テレビなどでもよく耳にする、セスキ炭酸ソーダ。お掃除などに大活躍のアイテムですが、いったい成分はどうなっているのでしょうか。

セスキ炭酸ソーダとは、炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムが合わさったもの。重曹と炭酸ソーダの中間くらいの性質を持つもので、洗浄力が高いのが特徴です。水にとても溶けやすく、水と混ぜ合わせてスプレーとして活用することもできます。

セスキ炭酸ソーダはタンパク質を分解する性質を持っており、軽い汚れならスプレーをシュッとひと吹きして当て布を軽く押しあてるだけでシミが取れてしまうほど!スプレーにできるので、ソファーやじゅうたんなど丸洗いの難しいものでもすぐにシ染抜きをすることができます。家じゅうのお掃除や洗濯などにも大活躍の、お掃除お助けアイテムです。

わりばし

染み抜きで大活躍の以外なアイテムといえば、わりばし!わりばしの先に布を巻き付け、特製染抜き棒を作ります。

先にご紹介した、酵素系漂白剤・重曹・台所用洗剤・セスキ炭酸ソーダなどの染み取り剤を汚れた部分に塗布。その上から、わりばしで作成した特製染取り棒をトントンと優しくたたきつけます。歯ブラシなどとは違って、デリケートな衣類も傷つける心配はありません!きれいにワインの染み抜きをするためには、欠かせないアイテムです。

ワインの染み抜きに欠かせないアイテムのひとつ、布。さまざまな使い方ができる布ですが、まずは先ほどわりばしのところでもご紹介した、特製染み抜き棒の先端部分としての使い方です。わりばしに巻き付けて使用するので、タオル地のような分厚いものではなく、ガーゼのような薄めの布を用意しましょう。

染み抜き棒以外にも、ソファーやじゅうたんの大きな染みには、そのままダイレクトにたたき込み!染みができた時にとっさの対応ができるよう、いらなくなったTシャツなどを手ごろな大きさに切っておいてもいいですね。

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