まん丸は間違い?「月見団子」の正しい作り方&基礎知識

お団子を食べながらお月見をしたことはありますか?満月のようにまん丸いイメージの強い月見団子、実は美しい球体にしあげてはいけないのです!お月見の由来や、おいしい月見団子の作り方など、もっと楽しくお月見をするコツをお教えします。

中秋の名月っていつ?

毎年お月見は「中秋の名月」の夜におこないますが、そもそも「中秋の名月」とはなんのことでしょうか。「お月見」といえば日本の文化と思われがちですが、これは中国の古い文化、暦の影響を強く受けているのです。

中国の旧暦が元になっている

中国では、旧暦の7月を「初秋」、8月を「仲秋」、9月を「晩秋」と呼び、それぞれの月の満月を鑑賞する風習がありました。特に、旧暦8月15日・仲秋の満月は、湿度が下がり、空気も澄み切って月が美しく見えるため「仲秋(中秋)の名月」と呼ばれるようになりました

当時は豊作を祈るお祭りとしても

月を眺める「望月」(もちづき)という中国の文化が遣唐使によって日本に伝わり、貴族の間に広まりました。当時の人々は、船に乗って宴を楽しみ、水面に映った月を見て楽しんだんだとか。また、この時期は農作物の収穫期の直前でもあるため、庶民の間では「豊作を祈るお祭り」として定着していきました。

十五夜って何?

旧暦は、月の満ち欠けのサイクルで決められました。新月の日から始まり、15日間かけて満月まで満ちていき、さらに15日間かけて新月に戻るのです。毎月15日頃に満月を見られたため、満月の夜のことを「十五夜」と呼んだんですね。

2018年の「中秋の名月」はいつ?

普段、私たちは太陽歴で生活していますが、お月見はもっとも満月が美しく見える旧暦の8月15日におこなっているのです。旧暦は月の満ち欠けを基準にして暦を決めていましたが、現在の暦は太陽の動きを基準にしているので、ズレが生じています。

旧暦の8月15日は、現在の暦で言うと毎年9月中旬〜10月初旬頃。2018年の「旧暦8月15日」は、9月24日(月)に当たります。

2019年以降の中秋の名月

2018年以降の「中秋の名月」は以下の通りです。
2018年9月24日(月)
2019年9月13日(金)
2020年10月1日(木)

旧暦が小さく載っているカレンダーや、天気予報で毎年チェックしてみてくださいね。

なんで月見団子を供えるの?

お月見は、平安時代に中国から伝わったとご紹介しました。当時、満月は豊穣の象徴とされていて、収穫した里芋や栗などをお供えして、豊作への祈りや感謝の気持ちを表していました。元々はお団子ではなかったのですね!里芋は古くから「子孫繁栄」の縁起物とされていました。このことから、十五夜の月は「芋名月」とも呼ばれます。

江戸時代より少し前から、収穫物だけではなく、月に見立てて作ったお団子とススキも供えられるようになります。 ススキはお米の稲穂に見立てられているのです。ススキと一緒に萩(はぎ)を供えることもあります。萩には、神様の箸の意味合いがあるのです。 すすきも萩もとがっていることから、魔除けの効果もあると信じられていたんですよ。

団子の並べ方

供える月見団子の数は、「十五夜にちなんで15個」とする説や「1年の月数にちなんで12個(閏年の年は13個)」とする説、さらには「15個を省略して5個」など、地域によってさまざまです。

15個供える場合は、1段目に9(3×3)個、2段目に4(2×2)個、3段目に2個を盛ります。3段目の2個は、正面から見て縦に2個ならぶようにしましょう。

12個供える場合は、1段目に9(3×3)個、2段目に3個並べます。

本来は「三方(さんぽう)」と呼ばれる、脚のある台に白い紙を敷いてお供えします。お正月に鏡餅をお供えする台ですね。三方がある家庭は少ないので、きれいなお盆やお皿にお供えすれば問題ありません◎

月見団子の作り方

材料

・上新粉……300g
・熱湯……220〜230cc
・砂糖……少々(お好みで。粉に混ぜておく)

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