江戸生まれのお料理「柳川鍋」について詳しくご紹介します!

江戸時代に生まれた「柳川鍋」。ドジョウを使った精力のつくお料理として、古くから愛されてきました。ドジョウとゴボウをみそとしょうゆの割下で煮たものを、最後に卵でとじるのが特徴です。そんな「柳川鍋」について、詳しくご紹介します。

2020年1月7日 更新

柳川鍋とは?

柳川鍋とは、ドジョウとゴボウをみそとしょうゆの割下で煮たものを、最後に卵でとじるお料理のことです。精力のつく食べ物として、古くから愛されてきました。

そんな柳川鍋について、詳しくご紹介していきます。

柳川鍋は江戸の味

柳川鍋は、江戸時代にドジョウとゴボウを甘辛い割下で煮て、長ネギを入れ卵でとじたことがはじまりなのです。ドジョウが精力のつくものモノと考えられており、夏バテ予防などに暑い時期に好んで食べられていました。

柳川鍋の名前の由来

柳川鍋の名前の由来は、諸説ありますが、江戸時代に日本橋横山町の「柳川屋」という料理屋さんがこの料理を作り出したことから、「柳川鍋」と呼ばれるようになったそうです。

どぜう鍋との違い

同じくドジョウを使用した「どぜう鍋」というものがありますが、これはドジョウを丸ごと使用してあるのが特徴です。さらに、みそなどで下煮をし、鍋に入れたダシ汁で煮ながら食べるものを「どぜう鍋」といいます。

それに対し「柳川鍋」は、どじょうを開き、内蔵や骨をとり下煮をするのが特徴です。また、下煮したものを鍋に敷きつめたゴボウの上に並べ、煮汁をかけ、溶き卵でとじるものを「柳川鍋」といいます。

柳川鍋の作り方

柳川鍋の作り方をご紹介します。

材料は、ドジョウ100g、ドジョウ用の酒100cc、ドジョウ用の塩少々、卵1個、ゴボウ30g、水100cc、ダシの素少量、酒25cc、みりん25cc、しょうゆ25cc、三つ葉をお好みで用意してください。

ゴボウは皮をむき、ささがきにして水にさらし、アクを抜きます。ボールにドジョウ用の酒とドジョウを入れ、蓋をして10分から15分放置して、ドジョウを酔わせましょう。

酔っておとなしくなったドジョウをザルに移し、ドジョウ用の塩をふりかけます。ドジョウを軽く混ぜて、ぬめりを洗い流しましょう。

ドジョウをさばいて、背を上に向けた状態でまな板などに並べます。そこへ熱湯をかけ、洗い流せていないぬめりが白っぽくなってきたら、すぐに冷水で冷やしてください。残っているぬめりは包丁で軽くすって落とします。

浅い鍋に水やダシの素、しょうゆ、みりん、酒、ささがきにしておいたゴボウを入れましょう。ゴボウの上に、ドジョウを並べて中火で加熱していきます。ゴボウに火が通ったら、溶き卵を流し入れ、お好みで三つ葉を飾り、完成です。

柳川鍋のアレンジレシピ

豆腐の柳川鍋風

材料は、豆腐、ごぼう、みょうが、ネギ、にんじん、卵。調味料は、ダシ汁、酒、薄口しょうゆ、みりんです。

調味料を手鍋に入れて、火にかけます。ゴボウは細めのささがきにして、鍋に入れましょう。ゴボウを煮ている間に、みょうが、ネギ、にんじんを細かく切っておいてください。お豆腐はさいの目切りにしてください。

ゴボウがやわらかく煮えたら、ほかの具材を全て入れます。野菜がしんなりとしてきたら、卵を溶いて回しかけ、すぐにフタをしましょう。火を止め、そのまま2分ほど蒸らして完成です。
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