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実は一番むずかしい!?ドリップコーヒーの入れ方を人気バリスタが伝授!

コーヒーを趣味として始めるために、まずドリップの道具から集める方が多いかと思います。しかし、数あるコーヒーの抽出方法の中でも、一番テクニックが必要なのはドリップなんですよ。おいしいコーヒーを家庭で味わうための、ドリップの基本をお教えします

2016年8月14日 更新

実は「ドリップ」が一番むずかしい!

コーヒーをもっとおいしく飲むための知識やテクニックを、吉祥寺のロースター「ライトアップコーヒー(LIGHT UP COFFEE)」のオーナーバリスタ、相原民人がご紹介する連載の第6回。今回はドリップの入れ方についてお教えします。

コーヒーの抽出方法の中で、一般家庭へのシェア率が最も高い「ドリップ」。実は、数ある抽出方法の中でも一番むずかしいって知っていましたか?今回は、ドリップの基本的な入れ方と、私が愛用している器具についてご紹介します!

実は「ドリップ」が一番むずかしい!

コーヒーの抽出方法といえばドリップをイメージする方が多いかと思いますが、実はドリップは一番難易度が高いんですよ。ほかの抽出器具と違い、味を変化させる変数が多いので、安定して味を再現するのが難しいのです。

湯温、コーヒー粉の粒度、抽出時間にくわえ、注ぎ方や、蒸らし時間、蒸らし時のステアリング(粉をスプーンでかき混ぜるテクニック)など様々なテクニックが存在するためです。その分、コツをつかめば好みの味を自由に作り出すことができますよ。

ドリップの種類

ペーパードリップ

ドリッパーに紙のフィルターをセットして抽出する、最もポピュラーな抽出方法です。白く漂白されたフィルターと、茶色いフィルターとあります。漂白されたフィルターの方が、紙のにおいはコーヒーにつきにくいですが若干漂白臭があります。無漂白のフィルターは、紙のにおいがコーヒーにつく恐れがあります。一長一短ですが、個人的には、漂白フィルターの方がコーヒーの味をジャマしないかなと思います。紙で濾す(こす)ので、スッキリと雑味のない味わいに仕上がるのが特長です。

ネルドリップ

ドリッパー自体が布でできており、時間をかけて抽出する歴史ある抽出方法です。昔ながらの喫茶店などで見かけることが多いように思います。布で抽出するので、ペーパードリップと比べると、重みのあるトロッとした質感になります。布の手入れなど、非常にデリケートな器具を扱わなければならないので、家庭ではむずかしいかもしれませんね。コーヒー愛好家の間では、根強い人気を誇っています。

金属フィルター

金属でできたフィルターで抽出する方法です。紙のフィルターだとカットされるコーヒーオイルも抽出されます。味については諸説ありますが、人によっては「オイルが入っていた方がおいしい」という方もいらっしゃいます。また、紙よりもフィルターの目が荒いので、微粉なども入ってしまいます。紙を毎回使わなくていいという面では、エコかもしれませんね。

手軽なペーパードリップから始めよう!

私個人の考えですがドリップの最大の長所は透明感にあると思っています。それを最大限活かすことができるのは、やはりペーパードリップです。また片付けなども楽で、家庭でも扱いやすいかなと思います。
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相原民人

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