おいしいけれど食中毒が心配。2日目のカレーって大丈夫?

カレーはおいしい。しかも、一晩寝かせるとよりうま味が増しておいしくなるから、多めに作って次の日にまた食べたりなんてこともありますよね。でも、この季節は『食中毒』が気になるもの。今回は安全にカレーをおいしく食べる方法をご紹介します。

2日目のカレーって大丈夫?

突然ですが、カレーっておいしいですよね。子どもも大人も大好きで、煮込めばOKだから作るのも簡単と、ママにもうれしいので、定番のメニューとなっているご家庭も多いのではないでしょうか。

大量に作れば翌日も食べられて、何よりも2日目のカレーは作りたてよりも、おいしく感じますよね。

でも、この季節は『食中毒』が気になるもの。今回は安全にカレーをおいしく食べる方法をご紹介します。

2日目のカレーはどうしておいしいの?

そもそも、2日目のカレーはどうしておいしくなるのでしょうか?

それは、煮込むことで具材から出る“うまみ成分”が、時間とともに再び具材へ戻っていくからです。

つまり、作ってから時間が経過したカレーはより具材に味がしっかりと染み込んでいくため、うまみを強く感じやすいのです。さらにそれだけでなく、じゃがいものデンプンが“糖”にかわることでもカレーはおいしくなっていくのです。

食中毒の原因『ウェルシュ菌』も増加!?

2日目のうまみが増したおいしいカレーですが、食中毒の危険性も増しています。

作ったカレーを一晩そのまま置いておくと、お鍋の中には『ウェルシュ菌』という食中毒の原因菌が増殖していきます。

ウェルシュ菌というのは、土や動物の腸内にいるとてもありふれた菌ですが、食中毒事故を起こしやすい細菌の1つです。

ウェルシュ菌による食中毒の主な症状は下痢と腹痛です。酸素を嫌いますが熱には強いという特徴があり、加熱処理をしても菌が生き残ってしまうのです。

ウェルシュ菌は30~40度で最も活性化するといわれることから、カレーを常温でお鍋のまま置いておくのは本当に危険なのです!

冷蔵庫で保管して、食べるときはシッカリ加熱!

では、カレーは2日目に食べることはできないのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。もちろん作ったカレーをその日に食べきるのが一番ですが、安全に2日目のカレーを食べる方法はあります。

高温状態では60度以上、低温状態では5度以下の環境ではウェルシュ菌は活動することができません。

なので、常温でお鍋のまま置いておくのではなく、タッパーに入れて冷蔵もしくは冷凍保管するのがオススメです。

また、保管する際もカレーを作ってそのままタッパーに入れるのではなく、お鍋を水などで冷やし、カレーの温度を下げてから冷蔵庫に入れると、菌の増殖をより避けることができます。また再加熱する場合はよくかき混ぜながら、75度以上で1分以上加熱してください。

食中毒が気になる時期、この保管・再加熱方法はカレーだけではなく、肉や野菜の煮込み料理や魚の煮つけなどにも当てはまります。

シッカリ冷まして保管し、中まで加熱してから食べるようにしましょう。
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