連載

「吸収力」が妊活のカギ。毎日少量のキャベツで体質を変えよう

子宝薬膳家がお勧めする、自分で、自宅でできる妊活薬膳。連載初回となる今回は、じつは薬膳において「なにを食べるか」よりも「きちんと吸収できているか」が大切、ということをお伝えします。吸収力を高めるスーパー食材も併せてご紹介します。

2018年7月3日 更新

吸収力低下の症状リスト

吸収力が足りない人には、下記の症状が表れる場合が多くあります。もしあてはまる人は、吸収力を上げることを意識してみてください。

・朝スッキリ起きられない
・朝は食欲がわかない
・食後ねむくなりやすい
・風邪を引きやすい
・疲れやすい


上記に挙げた症状は、薬膳では「気虚(ききょ)」というエネルギー不足の状態の人に現れます。

食べ物を消化するにはたくさんのエネルギーを必要とします。風邪をひいた時、私たちはお粥など消化に負担がかからないものを食べますよね。なぜなら消化にエネルギーをかけず、身体を治癒することにエネルギーを集中させるためです。食べ物を消化するには、それほどエネルギーを使うんです。

上記の症状をお持ちの人は、エネルギーが不足気味で、消化力も落ちやすくなっています。意識的に腹八分目を守り、消化に負担をかけないよう心がけましょう。

生食のキャベツで吸収力を高めよう

吸収力を上げるお勧めの食材は、先に述べたキャベツです。キャベツは胃の働きを助けてくれます。別名、食べる胃薬と呼ばれるほど。キャベツに含まれるキャベジンと呼ばれるビタミンを商品名にした胃薬もありますね。

薬膳の立場からいうと、お勧めの食べ方は「生食」です。生野菜は身体を冷やしてしまうと敬遠する方もいらっっしゃいますが、キャベツは平性(へいせい)といって、体を冷やしもせず温めもしない、おだやかな性質の食材です。

また、キャベツのビタミンUは加熱すると壊れてしまうため、栄養学的に見ても、胃の働きを強めたい場合は生食をお勧めします。 元々胃痛や胸焼けがある方は、生キャベツを食事に取り入れることで、その日から膨満感が感じにくくなったりするようです。

大切なのは、量より頻度。一度に大量のキャベツを召し上がるのではなく、毎日少しずつでよいので、食べる頻度を上げてみてくださいね。

毎日のキャベツで吸収力を高めてあげることこそ、子宝薬膳の第一歩。地味に思うかもしれませんが、ぜひ続けてもらいたい食習慣です。

おわりに

今回は連載の初回ということもあり、何を食べるかよりも、きちんと吸収できることが前提として大事である、というお話をさせて頂きました。

次回以降から、積極的に食べてもらいたい「妊活食材」をご紹介していきます。
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WRITER

子宝薬膳家:多々良綾花

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