青森で愛される味。「せんべい汁」のレシピや東京で食べられるお店まとめ

「せんべい汁」ってご存じですか?その名のとおり、おせんべいが入ったお鍋のことで、青森県では家庭の味として親しまれ続けているんですよ。今回は、そんな「せんべい汁」の歴史や作り方、アレンジレシピまでご紹介します。きっとあなたも食べたくなるはず!

せんべい汁とは?

せんべい汁の歴史

せんべい汁とは、江戸時代後期の文化文政期に、江戸の食文化が五穀中心の主食に変化する影響を受けて、南部八戸地方では独自の「麦・蕎麦食文化」を醸成した料理です。八戸のせんべい汁は、明治30年代に登場し、40年代頃に家庭に定着したといわれています。

青森の郷土料理せんべい汁

せんべい汁は、明治時代は半熟焼きの麦せんべいや、蕎麦せんべいを、野菜やキジ、山採り、カニ、ウサギなど、季節の具材を入れた汁物にちぎって入れる食べ方をしていました。

現在では、かやきせんべいや南部せんべいを使用し、醤油ベースの汁物に、鶏、豚、ごぼう、きのこ、ねぎなどを入れて作っているそうです。

南部せんべいには、リン、カルシウム、食物繊維、鉄、亜鉛などが含まれており、ミネラルやビタミンが豊富です。

名前の由来

せんべい汁の名前の由来は、その見た目の通り、汁物にせんべいをちぎって入れたことからそう呼ばれるようになりました。

中でも、せんべい汁が最も栄えている八戸のせんべい汁は、「八戸せんべい汁」と呼ぶこともあるそうです。

せんべい汁の作り方

鶏肉はひと口大に切っておき、ごぼうと人参の皮をむいたら、ささがきにします。糸こんにゃくを熱湯でサッと洗い流したら、適当な長さに切っておきます。白菜はザク切り、長ねぎはななめ切り、大根は短冊切りにしておきます。

お鍋に水と昆布を入れて10分ほど熱し、出汁がとれたら昆布を取りだし、かつお節を加えて出汁がとれたら漉します。油をひき、熱した鍋で野菜とお肉を炒めたら、出汁を入れて沸騰させます。糸こんにゃくと調味料を入れたら、ネギを加えます。最後にせんべい汁用のせんべいを入れたら完成!

せんべい汁のアレンジレシピ

八戸せんべいポトフ

こちらは、せんべい汁をポトフ風にアレンジしたレシピです。ウインナーやローリエが入ることで、洋風な味に仕上がります。定番のせんべい汁に食べ慣れている方は、ちょっとした変化が出てよいかもしれませんね。

みそ味のせんべい汁

基本のレシピにみそを加えたコクのあるひと品。お肉の旨みとキャベツの甘みが、みそによって際立ち、ほっこりとした味わいになります。みそ汁の代わりとして作ってみるのも、おすすめですよ。

せんべい汁風そうめん

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