ライター : Raico

製菓衛生師 / スイーツ&フードアナリスト / フードライター

インドの飲み物「ラッシー」とは

本場インドにおいて、チャイと並んでカレーに欠かせない定番ドリンク「ラッシー」。主にインド料理店で味わえるので、飲んだことがある人は多いのではないでしょうか?ラッシーとは、ひと言でいえば「飲むヨーグルト」。スパイシーな料理で熱くなった身体を冷やしてくれますよ。

材料

一般的なラッシーの材料は、ヨーグルトと牛乳。甘味をプラスするために、はちみつやフルーツを混ぜ合わせる場合もあります。ドロッと濃厚なものから、サラサラと飲めるものまで、テイストはさまざまです。

本場インドでは、「ダヒー」と呼ばれる濃厚なヨーグルトが材料として使われますが、日本で購入できるギリシャヨーグルトやプレーンヨーグルトで作っても、おいしく仕上げられます。

味わい

ヨーグルトと牛乳で作られるため、まろやかな味わいが特徴です。日本ではさらっと甘めのものが一般的ですが、本場インドでは濃厚さが際立つものが多く、なかには塩で味付けするラッシーもあります。スパイシーで刺激的なインドカレーによく合う味わいですね。

カロリー

一般的なラッシーは、1杯(約280g)あたり230kcalほどです。乳製品が入るためカルシウムが豊富。ただし、使用する材料によっては脂質が高くなる場合もあるので、飲みすぎには注意してくださいね。(※1)

ラッシーと飲むヨーグルトの違い

日本では一般的な「飲むヨーグルト」。ラッシーと同じヨーグルトドリンクですが、どのような違いがあるのでしょうか?

明確な違いはない!

結論から言うと、はっきりとした違いはありません。そもそも飲むヨーグルトの定義が「ヨーグルトをドリンク状にしたもの」なので、飲むヨーグルトという大きなくくりに、ラッシーが含まれていると考えるのがベターかもしれませんね。

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