ライター : myan3

日本野菜ソムリエ協会認定野菜ソムリエ / フードアナリスト

乾物を使うメリットあれこれ

乾物は、天日干しにし、食材の水分を取り除いているため、栄養価や旨味が凝縮されています。また、保存が効くため、使いたいときにいつでも使えるメリットがあり、非常に便利な食材です。 例えば、パスタを春雨やかんぴょうなどの乾物に置き換えることで、カロリーを抑えたダイエット食にもなりますよ。水で戻す手間もありますが、出汁としても使える旨味の素は、料理全体の味を引き立ててくれます。 今回は、海の幸・山の幸、様々な乾物レシピを厳選してご紹介。すでに味が付いている塩昆布やワカメのふりかけなどを使ったレシピなど、簡単・お手軽レシピもありますよ。それぞれの栄養価とともにご紹介します。

1. 海苔

海苔のクリームソースディップ

作り方

鍋にオリーブオイルとおろしにんにくを入れ、弱火で香りが出るまで炒めます。塩麹、細かくちぎった海苔、生クリームを加え、とろみがつくまで加熱すれば出来上がり。お好みの野菜をディップして食べます。海苔(海の食材)は、乳製品ととってもよく合いますよ。

海苔の効能

海苔の注目すべき栄養素はビタミンB12で、赤血球の生成を助けたり、神経細胞内の核質やたんぱく質を合成、修復したりする補酵素として働きます。不足すると悪性貧血や神経障害などが起こってしまいます。植物性食品には、海苔以外にはほとんど含まれないため、菜食主義者の方は、特に気をつける必要があります。

2. 昆布

和えるだけの簡単塩こんぶパスタ

作り方

パスタは、塩を加えたたっぷりのお湯で茹でます。ボウルに茹で上がったパスタ、シラス干し、塩こんぶ、オリーブオイルを入れて和え、最後にベビーリーフを加えて出来上がり。

編集部のおすすめ