ライター : kanagon

森のパン屋さん「ナヤ」へようこそ

千葉県長生村にある天然酵母パン屋「ナヤ」は、最寄り駅から5km以上離れている九十九里浜にほど近い場所にあるにもかかわらず、高い人気を得ているお店です。
正式なお店の名前は「naya(78)」で、「naya」は納屋、「78」は7七転び八起きという由来から決まったみたい。
オープンしてすぐに売り切れてしまうとうわさの人気のパン屋さん「naya」では、いったいどのようなパンが味わえるのでしょうか。ちょっぴり中を覗いてみませんか?

森の奥にひっそりと佇む、おしゃれなお店

緑に囲まれた小道を進むと、木のドアにアンティークな「78」の看板がでてきます。木漏れ日がさすお店は、まるで絵本の世界へ迷い込んでしまったかのような気分に。
パンの特集雑誌やTVでも取り上げられるほどおいしいと評判の「naya」は、水、木、土、日の週4日だけお店が開いています。
あまりの人気に、11時30分のオープン直後に行かないと、ほとんどのパンがあっという間に売り切れてしまう、なかなかハードルの高いパン屋さんです。遠くから足を運ぶ人は、一週間前より前日までおとり置きができるので、お願いしてみてはいかがでしょうか。
扉をあけると、光が差し込む店内は無駄なインテリアが一切なく、落ち着いた空間が広がります。店内へは3組ずつお客さんが入場できる仕組みになっているから、慌てずにパンを選べるのは嬉しいですね。

ふつうのパンが、とびきりおいしい

品揃えは決して多くはなく、一見どこにでも売っているようなパンですが、「naya」のパンは一度食べれば分かる、ふつうのパンがなんとも言えないおいしさなんです。
▼そのなかで、いくつかオススメのパンをご紹介します。

ゴルゴンゾーラはちみつ

ふわふわ、もちもちの生地には、ゴルゴンゾーラチーズが練り込まれている味わい深いパン「ゴルゴンゾーラはちみつ」。 表面に塗られたはちみつが主張しすぎず、ゴルゴンゾーラの塩っけとのバランスが絶妙で、クルミの食感も良いアクセントになっていています。

全粒粉クロワッサン

nayaで食べられる「天然酵母のクロワッサン」は大きくて、まわりはサクサク、中はしっとりふわふわとしています。しっかりしているから、食べている間にくずれず食べやすい、そして切りやすいのがポイントです。 ひと口食べると、口のなかいっぱいにバターの風味と旨みがふんわりと広がって、シンプルなのに後を引くほどおいしいみたい。

野菜と生ハムのサンドイッチ

シンプルなのにとにかくおいしいという「naya」のサンドイッチには、カンパーニュが使われています。あまりの分厚さにびっくり、ひと口で食べるのは難しいほど大きいですね。 もちもち、むちむちなカンパーニュは、粉の甘さがあって味わい深く、優しい味。最後に感じられるクラストのちょっとした苦みがよりおいしく感じられるポイントです。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ