目次
小見出しも全て表示
閉じる
ジューサーとミキサーの違いは?
果実をしぼって生のフレッシュジュースを作るとき、ジューサーとミキサーのどちらを使いますか? どちらでもたいして変わらないように思われるかもしれませんが、実は意外に違いは多いのです。
ジューサーはその名前の通り、ジュースを作るための道具。容器の底のおろし金のような板を回転させて果物や野菜をすり下ろし、絞り汁とカスを分離させてジュースを作ります。
カスと一緒に繊維質も取り除かれるので、口当たりがよくてサラッとしたジュースになります。
ミキサーは容器の底に刃がついており、それが高速で回転することによって果物や野菜を細かく粉砕して、材料を混ぜあわせます。
繊維質も含めて食材をすべて撹拌するのでドロッとしたジュースになります。また、水分を足さないとジュースにならないので、100パーセントジュースを作ることができません。
野菜や果物に含まれているビタミンCは空気に触れると酸化型ビタミンCになり、時間が経つにつれてビタミンCの効能は失われていきます。ミキサーは刃の回転中に空気がジュースに混ざり、果物や野菜のビタミンCの酸化が進んでしまいます。また、果物や野菜の酵素もジューサーを使ったジュースのほうが多く摂取することができます。
そのために一般的にはミキサーよりジューサーのほうがジュース作りにはいいとされています。
食物繊維を摂取できるスムージーを作りたいときはミキサー
ビタミンCや酵素をなるべく多く摂れるジュースを作りたいときはジューサー
と、用途によって使い分けるようにしましょう。
提供元:
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
フード&ドリンクの人気ランキング