ライター : kokopi

「Ryoura(リョウラ)」が用賀にOPEN

用賀駅北口を右に出て徒歩3分。白とパステルブルーの壁が、こちらの本格的フランス菓子店「Ryoura(リョウラ)」になります。フランスの街並みを思い出させるような雰囲気ですね。
オーナーシェフである菅又亮輔氏はフランス各地で3年修行した後、ピエール・エルメ・パリ Aoyamaでスー・シェフを務め、2007年12月からは「ドゥーパティスリーカフェ」のシェフパティシエを務めました。今回、用賀に自身のお店「Ryoura」をオープンする運びとなりました。
お店の名前「Ryoura」は、自身の名前の一部と、フランス語で未来形を表す時に使う【ra】と、さらに【aura(オーラ)】を組み合わせて、名づけたもの。 『自身のオーラをまとった個性的なお菓子を生み出し続けたい』という菅又シェフの想いが込められています。

オリジナル溢れるお菓子達

オープンに際し新たに考えだされた「マタン」。 パッションオレンジのジュレが生クリームの中に入っていて、それをマカロンで挟んだもの。 オレンジ色の鮮やかな見た目に加え、爽やかな香りが口いっぱいに広がり、まるで清々しい朝をイメージさせます。
女性に人気のこちらのお菓子は、イチゴとベリーがデコレーションされていて、全体的にピンクの色が女の子の心をくすぐる可愛らしいお菓子です。 食べられるバラの花びらからは、ほんのりといい香りが。
菅又シェフと云えば「マカロン」というぐらい、マカロンに関しては、かなりのこだわりを持って作っています。 カラフルなマカロンは見るだけでも楽しいですが、1つ1つが個性的な味をしているので8種類全て味見したくなりますね。 また、フランス菓子なのに和の素材の抹茶を取り入れたりと、菅又シェフのオリジナリティ溢れる味も楽しめることができますよ。
以前のお店から人気の高かったチョコレートのお菓子です。 ドーム型のチョコレートムースは、まるで宝石のように艶々して美しいです。 そこにフォークを入れると、中からとろーと流れ出てくるほどやわらかな塩キャラメル。 そして周りはザクザクのナッツがちりばめられ、二つの違った食感のハーモニーが奏でるお味はたまりません。
上の層は、フランスの伝統的な砂糖菓子をムース仕立てにしたもの。 赤いフルーツの層や、バニラのムースの層など何層も重なり、それぞれの味が主張しつつも、まとまりのある爽やかなお菓子となっています。
ドゥーパティスリー時代に人気のあった「エクストレーム」もありますよ。 濃厚な味わいが、チョコレート好きにはたまりません。
焼き菓子や、パウンドケイク類も、菅又シェフのこだわりのお菓子の一つ。 自家製の漬け込みフルーツを混ぜ込み、ほんのりシナモンを香らせたケイクは、以前からありましたが、新しいお店をOPENにするにあたり、さらに、材料の量を調整したりと歯切れのよい食感を求めて改良されました。 手土産としても喜ばれる一品です。
【店舗情報】   ■名称:リョウラ (Ryoura) ■住所:東京都世田谷区用賀4-29-5 グリーンヒルズ用賀ST 1F  ■TEL: 03-6447-9406   ■営業時間: 11:00~19:00  ■定休日: 火曜日・水曜日  ■公式サイト:http://www.ryoura.com/

おわりに

商品は「マタン」や「バロン」などのケーキが約20種類、各種クッキーや「マカロン」などの焼き菓子などもあり、まだまだ種類も増えていくとのこと。 これからも、フランス菓子の伝統を守りつつも、進化し続ける菅又シェフのお菓子を楽しみにしていきたいですね。
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